"推敲"って故事成語があるじゃん
昔教科書で読んだ時のぼんやりとした記憶では
韓愈が「敲く」がええんやない?って神アドバイスしたんだと思ってたんだけど、
賈島はもともと「推す」にするか「敲く」にするか悩んでたんやね
なら、賈島も天才なんやなーって
完成形から見ると、「敲」一択だと思うんよね
月下の門だぜ、情景浮かぶやん
ギイィって推すよりも、カンカンって敲く方が絶対に良い
とはいえ、本人は悩んでたから、韓愈に聞いて、「偉い人も言うならやっぱりこっちかー」ってなったんだろうな
何の話がしたいかって、「僧推月下門」まで詠んだ時に「敲」もいいかもな、ってどうしたら思いつけるんかな、って話
産みの苦しみとはよく言ったもので、
あとから見たら「絶対こうでしょ」ってものを最初に産出すのって本当に難しいよなぁ
っていうのを31文字にとらわれてあらためて知った
無限に「推」のまま生み出してる語句たちを見送ることしかできん
もう少しストックできたらXで韓愈みたいな人を探しに行こう
今日の腰句は過去イチの難産です
<今日の短歌>
ブルベ冬 暗めのリップ ハイヒール
新しい恋のコピー(2)