20231126

Decima & Morta
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ある対象が憎かったら関わるもの全部が憎くなることを

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、って言うけど

袈裟を見たら坊主思い出すから憎くなるの、割と当たり前じゃない?

ことわざが生まれた時代背景からすると、

僧侶は体制側と繋がっていて、檀家のためじゃなくて、悪どいことばっかりしてたらしくて、

そういう類の恨みであるなら、僧侶の道具全般が許せなくなることも自然な気がする

袈裟単体で見る機会があるのかはあまりわからないけどさ

というか、そもそも「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」のうちに勝手に皮肉なニュアンスを汲み取ってたけど

実は、憎んでる人のことを揶揄してるんじゃなくて、

坊主が憎い時は、袈裟まで憎くなるもんだよね、わかるわかる、的なことわざなのかもしれん

どっちにせよ、昔から、人の気持ちの動きというのは変わらないものであるなぁ

<今日の短歌>

雪の音 星座の名前 夜の匂い

君がいないと 思い出す冬

@nonona
紡ぎ手知らず