犬猫以外を診れる動物病院の待合室での
犬猫の飼い主への冷ややかな目線はすごい

いわゆるエキゾチックアニマルを診療できる獣医は限られていて
数少ない動物病院には、インコやハムスターからモニターやフェネックまで幅広い動物の飼い主が集まるわけだが
その飼い主たちがこぞって「名医」と称賛するので
あそこは良い動物病院なんだ!と口コミを見て犬猫の飼い主も連れてくる
それが悪いことではないんだけど、犬猫は隣の動物病院でも診てくれるやろ、とは思う
たぶん犬猫連れてない人は全員思ってる
「マイナーな方が偉い」とは誰も思ってないけど
うっすらとしたマジョリティへの排斥意識が連帯的に存在している
「幅広い選択肢を取れる立場の人が、限られた選択肢しかない人と同じ道を選ばなくてもよくない?」ってのは
多分明確に不平等で差別的な意識なのだけど、
当事者からすると不満は溜まるよなぁという待合室からのレポートでした
<今日の短歌>
この街が もし100人の君ならば
その微笑みは 絶えぬだろうか