ひとり

nononchi
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誰かと一緒にいたいのに、一緒にいたいと思える誰かがいなかった。登下校をともにした友人たちとはいつしか離れていったし(わたしが離れたのかあちらが離れていったのかは覚えていない)、みんなは学校がない日も友達と遊んでるんだと知ったときは何も予定がない自分が恥ずかしくなった。中学以降の学生の頃の話。

誰かを待っていてもむなしくなるばかりだからひとりでいろんな場所へ行ってみたりして、すれ違うカップルや友達連れを見てかえって寂しい気持ちになりながらも、そんな日々を繰り返していた。「そんな場所によくひとりで行くね」って言われるのが恥ずかしいから、誰にも告げずに。

今になってはひとりで過ごすことがとても上手で、自分はひとりなのだと肯定的に捉えられるようになり、急に空いた時間は喜んでひとりになれるよ。

過去は肯定的に捉えたらよろしいです。

@nononchi
のんちだよ のんびりのびのび歩くよ