そういえばこの数年夏に海にいっていないなと思い、海を見に行くことにした。ちなみに、私は現在太平洋沿岸の街に住んでおり、ここでいう海とは、いわゆる海水浴場があり、砂浜のある海辺のことである。
あまり行がないところに行こうということで、せたなの民宿に泊まりに行くことにした。
8/17 朝ランをし、昼前に出かける。ニセコを経由していく。国道5号、ニセコ町までは、しょっちゅう行くが、蘭越以降はほとんど行ったことがない。はじめての蘭越の道の駅に寄った。せっかくだから蘭越米を買いたいなと思っていたが、米は全て売り切れであった。米不足を感じる。しかし、蘭越米のおにぎりが売っていたのと、そばも売っており、お昼として食べることにする。そばは、山菜とかき揚げ、生卵の全部載せ。いいっしょそばという名前だった。いいよね。おにぎりとともに夫と半分こして食べる。少食夫婦なので、二人で分け合って食べることが多いのだ。
小上がりでは扇風機が回っていて、鳥が鳴きながら飛んでいる。蕎麦は今の気分にぴったりでとてもおいしかった。

おなかが満たされたのでさらに西へ。黒松内町の道の駅は蘭越の道の駅と結構近い。ソフトクリームを食べようかとも思ったが混み合っていたので止める。黒松内は、内陸の真ん中にあり、日本海と太平洋それぞれへの分かれ道があるのだが、今回は日本海側に抜ける。峠を越えて下っていくと目の前に海が現れる。テンションの上がるところであるが、この日は天気がイマイチでガスっており残念。湿った道を海沿いに進む。島牧村の集落ではお祭りをやっているようだった。
島牧村にあるモッタ海岸温泉に立ち寄る。ラジウム含有温泉らしい。今回泊まりたかったのだが、一杯だったのだ。せめて日帰りで立ち寄る。普段は21時までらしいのだが、今日はお盆中で14時半受付ラストで15時まで。到着時14時20分。あぶなかった…大急ぎで受付。
内湯と露天がある。熱くてとろみのある温泉。気持ちが良い。露天もかなりよいのだが、ぼーっとしていたらアブにSiriをかまれた(正確にはかまれる寸前で振り払ったのでそこまで腫れなかった、いやそれでも腫れたが…
出たあとはしばらく汗が止まらなかった。晴れていたら海がきれいなんだろうな…冬来ても良さそう。泊まるのも良さそう。

途中のセコマに寄り、お酒を買って、今日の民宿へ。
嬉しいことに、南に行くほど天気が良くなってくる。車内にいても外からミンミンゼミの声が聞こえてくる。私は北海道でミンミンゼミの声を聞いたことがなかった気がするが、実は北海道でもミンミンゼミは点在して存在しているらしい、渡島もその一つのようだ。関東出身なので、やはりミンミンゼミの声は夏だぜという感じでテンションがあがる。
今日の宿は伏見屋という民宿。海の目の前にあり、口コミもあり、ご飯も美味しそうだったので、ここに決めた。期待通りに、宿の前から浜の方へ降りることができた。
この日の客は我々ともう1組夫婦客だったが、我々の方が先に着いたので部屋を選ばせてもらい、広い部屋だった。窓が二つあるので、風が通り抜けて気持ちよい。山側ではミンミンゼミが元気に鳴き、海側からは波の音がする。早速買ってきた缶チューハイを開けた。

しばらくゴロゴロしてから、浜辺に。気温もちょうど良いし、スロープになっているところに腰を下ろしてダラダラと海を見ながら酒を飲んだ。最高。

そして夕食。大広間でとる。他の客はまだ来ていなくて、のんびり食べる。
ウニ、アワビ、イカ!美味しくないわけがない。魚の煮付けも美味しかった。ソイかな?

ところで、北海道の茶碗蒸しは甘い。この青い茶碗のはやはり甘めの味付けの茶碗蒸しだったのだが、具はにウニが入っており、なんかすごかった。
食後また、海へ。西にほんのりと太陽のオレンジ色が見えるが、それがだんだん見えなくなり、星が輝いてくる。期待通り星が本当にきれいにみえる。山際から月ものぼってくる。波の音を聞きながら静かに空を眺めた。
このまま寝てもいいくらいであったが、蚊に攻撃され始めたので、そこそこで退散するのであった。

風呂は家族風呂なのだが、あまりにもアットホームなお風呂だったので、シャワーだけ使わせてもらった。
部屋に戻り、布団に寝転がってごろごろする。なんだか眠くて20時過ぎには電気を消して寝てしまった。
8/18 明け方、海の音をうつつに聞く。5時半頃に起きてしばしぼんやり。6時前に散歩へ。

ほとんど車通りのない道を海を見ながら歩く。イソヒヨドリが忙しくしているようだった。岩場に巣があるようだ。
7時から朝ごはん。イカの刺身つき。漬物が糠漬けで嬉しい。

一人7500円でした。トイレが(仕方ないのだが)水洗じゃないところ以外は居心地が良くよかった。8時前にチェックアウト。
そこからさらに南下して三本杉海水浴場へ。三本杉というのは杉に見える三つの岩のことだった。
数組が砂浜でキャンプしており、すこし羨ましい。でも海キャンプ砂だらけになるからな…
まだみんなテントでのんびりしており、私たちは裸足で砂浜を歩く。波打ち際にいると、波で踏んでいる砂が流れていくのが感じられて気持ちいい。この感じを味わうのは何年ぶりだろう。なんか怖くて、足元だけ濡らす程度にとどめた。子供の頃のように何もかも忘れてはしゃぐことができないことに寂しさもあり、でもこうやって落ち着いた楽しみ方もいいよなと思う。
日差しはだんだん強いけれど帽子とサングラスがあるのでそんなに気にならなかった。1時間ほど満喫して上がる。
もう時期を過ぎているからか朝早いからか、人もあまり来なかったけれど、シャワーもちゃんとあって快適そうなところだったな。
温泉に入って帰ろうかとせたな市内へ。数年前夫は週末外勤でよくせたなに行っていた。外勤中は温泉ホテルきたひやまによく行っていたらしい。
ということで、立ち寄ろうと思ったのだが、まだ日帰り温泉までかなり時間があり断念する。残念。
ホテルの売店で蜂蜜が売っていた。夫が外勤に行くと毎年もらってきてくれていた。くせのない美味しい蜂蜜なのだ。せたなの蜂蜜、有名らしいけれどあまり売っているのを見ないので買えてよかった。
あと、びびっと来た菓子屋で岩シューというのを買った。硬いシュー生地にその場でクリームを詰めてくれる。車を止めて、海を見ながら食べた。小ぶりのサイズであっというまになくなってしまった。

満足したねと言いつつ帰路へ。
途中、行きにスルーした島牧の道の駅による。桃が売っていた。北海道産の桃ってほとんど見たことがないし、しかも島牧で桃を育てているとは。白鳳という品種だったかな。買った。おいしかったよ。
後は熊油が売っていた。馬油は手荒れにいいけれど熊油はどうなのだろうか。買わなかったが気になった。
行きたくて行けていなかった、蘭越の黄金温泉に寄ることにする。田んぼの中にある手作り温泉。これがまたかなりよかった。お湯もいいし、露天風呂の庭も良いのだ。女風呂からは羊蹄山が見える。ぼーっと浸かった。
周りは水田で、米も売っていたし、おにぎりも売っていた。田んぼを見ながら食べる。サービスの麦茶と。おいしいおにぎりだった。ちなみにジンギスカンも食べられる。ビールも売っていたが泣きながら我慢。


あとはいつものコース。ニセコビュープラザに寄って野菜を買い込み、大好きなソーケシュ製パンでパンを買って、家に帰った。
楽しい夏の休日だったな。