これは結構前に載せた思想の絵
たぶん似たような絵をなんども描いたことがある
漣はタケルに噛み付いて傷を残していくけれど、本当に致命的な傷を負わせているのはタケルの方で、お互いそこに目がいってない
みたいな絵を描いたんだと思う
タケルと漣は、この先変わらないまま二人でいると、何処かで致命的な欠陥が生じ、どちらか一方が、もしくは両方が酷く傷つく未来が待っているような二人で、それを見守るという形で緩衝材の役割をしていたのが円城寺さんなんだろうと思っている
その形は一見上手くトラブルを回避できているようで、実は二人にとって何の成長もないし、円城寺さんは優しさから自分の人生を浪費してしまっていて、やはり何処かで破綻してしまいそうな危うさをはらんでいる
だから、アイドルになって、全くの新天地で、三人が対等な仲間になるというのは、起こり得る最悪の終わりを回避するために必要なことで、私はこの三人の関係性が変わらないまま変わっていけたことに感慨を覚えていたりする
アイドル活動を通じて、周囲に気を配っていた円城寺さんは奥底にいた自分自身の闘志に気づけたし、
周囲に目を向けなかった漣はあくまでも自分中心に、自分の周囲にいる人間を想うことが増えたし、
宝物のために自分を二の次にして周囲を見る余裕さえなかったタケルは、周囲のみならず自分の尊さにまで気付くことが出来て、
だからアイドルになってくれて良かったなぁと今もよく考える
。。
少し前までは『破綻しそうなタケルと漣』のことをよく考えていたんだけれど、花学や2022タケル誕生日寸劇を読んだ辺りから、『共生できそうなタケルと漣』のことを考えることが増えたかな、と思う
危うい二人の関係もヒリヒリして好きなんだけど、やっぱり成長して変化していくのが人間だし、なんだかんだ時間を重ねてきたんだなと実感するので、先述の二つは特にお気に入りのストーリーだったりする
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とにかく三人にはこれからもっと色んなことに挑戦してもらって、色んなものに触れて、色んなことを考えて、自分の中をたくさんの色でいっぱいにしてほしくて、その色を貪欲に吸収したことで表現する色が、深くて強い人々を圧倒するような黒になったらいいなと思ってて、だから私はTHE 虎牙道の黒というユニットカラーが好きだったりする
三人のメンバーカラーを混ぜ合わせた色でもあるのかな、とも思うし
こんな事があったなぁと言えるのは、過去を共に過ごした結果で、現在まで過ごしてきた過程の上に成り立つことだから、三人にはいつか『こんな事もあったよな』て昔を笑って振り返りながら食卓を囲んでいてほしくて、その時その様子がファンに見えていたらとても嬉しい
その時までアイドルでいてくれたってことだから
。。
それはそれとして上みたいな殺伐とした絵は懲りずに描いてそうな気がする