(またネタバレしかない!!!!!)
タケル、漣と来て、今円城寺さんのこと考えてる
円城寺さんはアイドルになったこと後悔してなくて、そりゃあ怪我で引退したことに対して思う所がない訳じゃないけど、でもそのお陰でタケルや漣、プロデューサーやおやっさん、ビルの皆、支えてくれる人達や一緒に戦ってくれる仲間ができて良かったって言ってくれる
これは多分本心だと思う。悔しくて悔しくてどうにもならないくらいぐちゃぐちゃになった頭で必死に考えて、苦しい思いを幾日もし続けて、そうして出会ったラーメンで言葉通り人生が変わったことを、円城寺さんは良い結果だと思ってる
だからここでは自分を救ってくれた人に恩返しをすることも、やりたいと決めたことを続ける為に挑戦することも、対等な立場の仲間と共に走ることも、闘争心っていう心の中でずっと燃えてる炎を表に出すこともできる今の環境をとても前向きに捉えてくれていて、それがプロデューサーとして嬉しいし、ファンとしても嬉しい
だからこそ円城寺さんはタケルと漣を見捨てることができないというか、幸せだと思える環境にいてくれたらいいなと思ってるんじゃないかな
或いはもっと純粋に、楽しい、ここに来られて良かったって思ってくれたらいいなって思うのかもしれない
円城寺さんは今の環境が奇跡みたいに貴重なことで、だからこそ噛み締めて生きてくれているような気がする
夢を諦めることになったけど、新たな夢を見つけて、その夢のためにまた走ることができる幸せっていうものもあるんだと思う
だから円城寺さんは、タケルや漣にもがむしゃらに走って、それ自体にも幸福を感じてくれたらいいなって思ってるかもしれない
「傷つけるなら会わせたくない」の真意って、そういう事かもしれないってちょっと思った。もう十分つらい思いをしただろうから、ここからは楽しいことでいっぱいの奇跡みたいな日常を送ろうってことなのかも
もし漣がタケルと円城寺さんに自分の話をしたら、タケルもだけど円城寺さんもショックを受けると思う
悲しい事故だなとか、辛い話だなとか、そういう話もそうかもしれないけど、「自分では彼らの一番になれないこと」に悔しさと喪失感を覚えてしまったら、私も悔しい
円城寺さんは自分の人生にタケルと漣がいてくれてよかったって本気で思ってて彼らに救われているのに、
タケルが俺の人生にはやっぱり弟妹が必要だと自分が傷つく選択を自ら取ろうとしたり、
漣がオレ様が最強になるって夢を叶えるためにはチビと決着をつけないとダメだって衝突を避けられない事態になったら……
自分がいる“だけ”では二人は救われないのかって思ってしまったら……そんな事ないのに……
円城寺さんとプロデューサーでタケルを支えようねって話になったけど、円城寺さんのことも支えたいよ
力になりたい。三人の選択を尊重したいから