風邪をひいた。それはもうえげつなくひいた。普段から体調が優れている日の方が少ないが、さすがにここまでの発熱となるとそういった次元の話ではなかった。「熱が出て寒い」といった感覚など、人生で数えるほどだったと思う。エアコンの効いた部屋でパジャマの上に厚手のカーディガンを着込み、毛布を3枚重ねてもなお寒く、しおしおと丸まりながら眠気に意識が奪われるのをひたすら待った。
風邪自体もしんどかったし、最近マシだった腰痛が悪化したのもつらかったし、休みが潰れてすべてのやる気が失せたのも痛かった。また幸い実家にいたため看病してもらえて助かったが、これが一人だったら危なかっただろうなと思い肝が冷えた。一人で死にとうない。
嫌な思い出ばかりでも気が滅入るので、療養中にやったことも書いておく。
忍者と極道を読んだ。ルビ芸が狂っていると聞き及んでいたが、ストーリーやアクションが熱くめちゃくちゃ面白かった。ほとんどのネームドキャラが悲しい過去持ちのため終始スンスンしながら読んだ。歳とるとベタなのに弱くなる。
マンガアプリのマンガを色々読んだ。チケットで1日1回読めるみたいなアレだ。最近読むのを忘れていた。スピナマラダ読んで寝たらアイスホッケーやる夢を見た。楽しかった。
ポケモンDLCをやって、途中で投げて別のゲームを始めて、ついでにセールで2本買い足した。ダウンロード購入という手段を得て以来、明らかにゲームの購入本数が増えている。カセット入れ替えの手間云々もあるだろうが、出不精人間としては買いに行かなくて済むのが大きかったのではないかと思う。我ながらあんまりな理由だと思うものの、触れられる作品数が増えたと考えればまあ良いだろう。
体調不良も、厄落としが済んだと思えば許せないこともない。そういうことにしておく。