ショックなことがあったり、決断する時には渋谷に行く。渋谷にはいろんなものがあって、どんなことでも受け入れてくれる気がする。だから渋谷にある大学に行ったのかな?まあ相模原だったけど。なので今日も渋谷に行ってきた。
今日見たのは2本。ゴーストワールドとロストイントランスレーション。
一本目のゴーストワールドは、アメリカの色んなものを見下してる皮肉屋な女の子の話。新聞広告でいたずらで電話をかけた冴えないおしさんを好きになってしまう。でも憎めなさもある。もどかしいというか、素直じゃないせいで、いろんなことを失ったり得たりするという話で、自分を重ね合わせてしまった。レトロで全体的に可愛い。
2本目はロストイントランスレーション。これがめちゃくちゃ良かった。東京の街で、出会った外国人2人の恋模様みたいな感じなんだけど、東京の混沌さに混じった外国人ってこんな感じなのかと追体験できるようで、感動した。特に渋谷のスクランブル交差点のところとか。私もできたら、渋谷とかの記憶全部なくして、外国人として渋谷に来てみたいと思う。そして、2人が会えるのは異国の地でいる間だけで、帰ったら戻るべき日常が待っているというのも切なかった。別の惑星みたいに変わっている日本だから、この感情が成立するのであって、自分たちの国で会っても結ばれないことを2人が理解していることが切なかった。
渋谷には全てあって受け止めてくれるけど、欲望の若者の街というか、大事なものは何もないというか、そういう所が好きです。
劇中に出てきたはっぴいえんど