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        <title>レースのハンカチをしまい込んだばかりに忘れてしまう - しずかなインターネット</title>
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        <description>レースのハンカチをしまい込んだばかりに忘れてしまう さんの記事一覧のRSSフィードです</description>
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            <title>レースのハンカチをしまい込んだばかりに忘れてしまう - しずかなインターネット</title>
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        <copyright>© @nsmrakira</copyright>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二六年八月号]]></title>
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            <pubDate>Sat, 19 Sep 2026 09:57:46 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[平熱のグラスにアイスコーヒーを入れて冷たくしたのはわたし
母の日の母抜きもある（こともある）生まれなくてはならなかったの
詩の短さゆえに覚えていられるという面もあり」水茄子を買う
いわし四尾パックのなかで死んでいるあたまを互い違いに向けて
バッグには入りきらない牛乳を持ち信号を待つひととなる
なべて死は無惨で生は無様ならローズマリーにまみれたいわし
卵液を注ぐ瞬間を見極めるためにわずかな卵液熱す
…]]></description>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二六年七月号]]></title>
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            <pubDate>Tue, 11 Aug 2026 08:38:37 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[生きてるとこう端々がくすぐったい例えば新幹線のA席
オムライスの絵文字はないよ百年を花の庇におもっているよ
訪れた都市の時刻をいつまでもおぼえスマホの起動が遅い
さよならと「う」は言わないで伝えとくそっちのほうがまだ会えるから
便宜上鳥と呼ぼうか僕のこの流浪に痛む両脚両手
カフェラテに白いハートは引き攣れて長細くなるまま断末魔
いてくださいホットワインが冷めるまでいてくださいことかた鳴る椅子に
ど…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[手の届く範囲「未来」二〇二六年六月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 17 Jul 2026 14:41:00 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[清見オレンジ切ったそばから光りだすその平安を小机に置く
手の届く範囲のものを歌にする届かなかったことは仕舞って
もう捨てるはずのポーチのミッフィーはもけもけしてはこちらを見ている
枕辺に『複眼人』が落ちており六、七冊のうえに積みなおす
そういえば目覚まし時計を持っていないわれら　目覚めたことがないのか
寝るための部屋で詩歌を書いているIKEA のサメは白い腹を見せ
めがねにも寝床が要るとおもうんだ…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二六年五月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 17 Jul 2026 14:33:48 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[「たましいはしいたけに似る」書いてからこわくなっても消しごむはない
日の照らす世界を昼と言うならば影とは部分的な夜だろう
レーズンを水で戻している間にも母の声から忘れていくんだ
横浜も吹雪くんだなあと他人事に、外に出たから自分の事に
地下鉄に乗って写真を見にいくとすれ違うのは生者ばかりだ
行きよりも帰りの肩は重くあり『眠る木』という名の写真集
そんなにもきれいじゃないなとおもわせて河津桜のまばらな…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二六年四月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 29 May 2026 20:20:00 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[お子さんが走り出したら保護者さん走る　二人にはたらく力
泥だんご光らせているあなたでもいつかどなたへ振るう腕力
注がれてグラスのかたちに立つ水はそれが戦のかたちであれど
右利きのままにわたしは死ぬだろう右利きがいま摑む中空（なかぞら）
あたたかな冬にしましょうしめやかに冬になりましょうそのための斧
千円のほのかにぬくいアップルパイがたましい、その他たくましくする
広告の品！！　とパンジーに札が立つ…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二六年三月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 29 May 2026 20:16:45 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[うつくしいことを話していてほしい僕を蔑む眼差しのまま
ピラミッド型のティーバッグ　不必要な物が昨今ひつようとなる
眠れないひつじが数えるものは何さいていちんぎんさいていちんぎん
労働に泣いて帰って眠る午後　夢を見ないという夢を見ず
救いですとあなたは言ったそれからの一千年を河は流れる（か？）
生涯に　そうしたほうがいいからとあなたが付けたりんごの絵文字
ハン・ガンの発音なんとなく違うそのままみどり…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二六年二月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 29 May 2026 20:13:23 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[踏切ではなく改札へ。生き延びるほうの進路をとったはずだが
Twitter なぞ生み出してTwitter 作者はこわくなっただろうな
言葉でも人が死ぬことその逆をこそをおもって泣いてもいいか
タルトからブルーベリーが取れた跡は殴られたかのようなむらさき
床板が、もしくは椅子が傷つかないため椅子脚に穿かす靴下
読みさしの本の撓みにぼくをこの世界にとめ置く力はあって
ウーロン茶のウーロン茶割り　ほんとう…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二六年一月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 29 May 2026 20:09:18 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[誕生日ケーキにさしたろうそくの数が合わないけどおめでとう
トラックに舞い上げられたビニールの袋をずっと（ずっと？）見ている
きらきらのたましいだから嘘だろうもっとだらだらしているだろう
友だちと呼んでいいのかわからずに友人と書く「友」は合ってる
花柄の赤い封蠟　生涯をかけて未開の手紙でいたい
コミュ力という名の力を望むとき　怒りと痛み　怒りは痛み
夕空はなんておおきな絆創膏　血が染みているから替え…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年十二月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 29 May 2026 20:05:13 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[いつか死ぬ夫が敷居につまずいたことをそれまでおぼえておける
〈死者〉というぬくい鋳型に入れられて母は痛痒そうに笑った
生きていて電車を一度乗り換えて「人生フルーツ」を観にいった
死を映し、つまりは死者を映しまた生者を映すもすでに〈生前〉
そのときは、そのときはって想像をどれだけしたら　紅茶が冷める
生き別れるのと死に別れるのを比べると芋も南瓜もぽそぽそとする
さよならを言えますように　違うな、その…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年十一月号]]></title>
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            <pubDate>Tue, 23 Dec 2025 08:12:52 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[もう帰る、星に帰ると泣きじゃくるわたしの突っかけ夫が脱がす
　　帰省
神さまはとても信じていないのにポスターカラーべた塗りの空
意図してもしていなくても夏休み　足にサンダル引っかけて行く
炎天よ黄の縞模様のストローを吸うと遠ざかるティーの水面よ
地方の街にも「教皇選挙」がやってきて膝おとなしくさせて観ている
走ってくる鰹のすしを受け止めるためだけにあるいまの利き手は
戦争に征かせるくらいなら殺すと…]]></description>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年十月号]]></title>
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            <pubDate>Tue, 23 Dec 2025 08:08:38 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[すき、とてもすき。美術館出てもういちど人になるのは
炎天に匿い歩きようやくとヴィシソワーズをしまう胃袋
さかなにも税がかかるということが、ごめん、味蕾のようで楽しい
HN の野の字はるかにうつくしいひとをひとりで生かしはしない
観なかった映画のほうが懐かしく胸は思いのためのずた袋
ムーミンの切手を買うまで死ねなくて、切手は届いてからが切手で
さんさらと海の予感を頰に受け長谷（はせ）駅を出て予感を見…]]></description>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年九月号]]></title>
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            <pubDate>Mon, 06 Oct 2025 07:00:58 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[寂しさを端的に言うものとして粒マスタードの些細な小瓶
痙攣のように薔薇咲き薔薇園は盛況ぼくはすこし悼んだ
スリッパの買い替えどきがわからなくなった頃だよ買い替えどきは
孤独死から逆算される孤独生　想像上の滝動かない　
花束を花束のまま黴びさせて「尊厳」の厳の字義を信じて
おとうとは木綿豆腐のかたくなに他人と話さず一日は暮れる
ぼく達は墓をもたないぼく達はハリボーグミを分け合って食べる
ろうどう、と…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年八月号]]></title>
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            <pubDate>Wed, 10 Sep 2025 07:38:21 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[台所にて本を読む安らぎは酢の物という春の技法に
もう・誰も・傷つけないで　わたしからわたしへと言う無謬の謬だ
伊東屋に手ぬぐい展はひらかれて〈ぼうろ〉の柄のそれを購う
さきいかを裂いているのは誰ですかあなた方いえわれわれですか
ためらいのないほうの傷だったなら　「深い」のほうの深林ですね
今日の日の買い物メモに『海』・おぼん・スポンジと書き　海は最後に
きみのこと傷つけにいく道行きにたっぷりと赤信…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年七月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 08 Aug 2025 07:05:36 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[原因に雪とあるのみ三月の十九日都市電車遅れる
ひとひとり殺せるほどにバゲットだ僕の勇気がまだないだけで
泣きながらわかめをしぼる握力はこころから来る力とおもう
押し黙っていたら花だというふうにされてしまったばあいに向けて
生きてきたことをまるまま許す日は苺クリームあんみつなんだ
Wi-Fiも名前があってかなしくも名付けた親が　親が　いるのか
三月尽うたに世界と詠むときのは世界はすべてあなただったな…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年六月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 11 Jul 2025 13:30:06 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[120円のボタンを引っぱれるとして
自販機の内側から世界が買える
がこん　と世界が落ちた
暴力をかならずするという予感それは非凡な百舌鳥の姿で
箸置きに自我があったら困るなあ、ていどの自我だ　捨ててきなさい
命より大事なものを建てすぎて区立公会堂になってしまった
ひらがなはけっこうこわい　ぷてらのどん　力をうばうちからがあって
あぶらげのビニル袋にぐったりと湿り貼りつく豆腐店午後
購買部なることば…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年五月号]]></title>
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            <pubDate>Tue, 17 Jun 2025 12:26:08 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[よく泣けるバスタブひとつ　死んでいくあなたが残してくれた物には
900・600問題　僕たちが束になっても束でしかない
永遠もずいぶん短くなったころきみがお箸で小鉢を寄せる
老後必要であるのが餃子ならいまから包む二千万個を
そうか花も痩せるんだねと他人事のように見ている一月の火事
やわらかい才能にあるやわらかい責任　を果たすために才能
害の字を開いたとして閉じているドアにドアノブ見当たらないが
「就…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年四月号]]></title>
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            <pubDate>Fri, 09 May 2025 17:29:51 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[だとしても。四日で飽きる調理家電だとしてもその四日を愛す
燃えさかる便器と書くと燃えさかる便器現る　どうしてくれる
愛されたことなどないと言いきって愛する側に立つ　立って歩く
初雪、の書き置きがあり水鳥、と書き足したって夫婦は別個
逆光でも海は海　だけど逆光に夫は塗り潰されてフォトフォルダ
後ろ脚　椅子に前脚　できるなら椅子の前脚で抱きしめたいよ
致死量の虹を見たのに生きていて　足りなかったんだね…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[「未来」二〇二五年三月号]]></title>
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            <pubDate>Sat, 12 Apr 2025 16:05:53 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[『小説にできること』なる新書見るわたしにできることなら何か
先んじて壊れておいた皆がみな世界が壊れたと言う夜に
敗けてしかも何に敗けたかわからない暗がりにいる　手元が見えない
安心して、インターネット。もうじきに壊れてくるよ、壊れられるよ
X と書きかえるとき指先に兆す痛みはかなりまぼろし
カフェオレのあとのカップに注ぐ湯のわずかなにごり「お願いごとを
まっすぐに流し台へと落ちる唾　ハロー重力わた…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[レースのハンカチをしまい込んだばかりに忘れてしまうような]]></title>
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            <pubDate>Sat, 12 Apr 2025 15:53:52 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[西村曜（にしむら・あきら）と申します。短歌を書いています。
ここ「しずかなインターネット」には、所属している短歌結社（という短歌の集団があるのです）「未来」に毎月載せてもらっている短歌（「月詠」）や、X やBluesky に書くには長すぎる雑感などを載せていこうとおもいます。
この場所のタイトルとして「レースのハンカチをしまい込んだばかりに忘れてしまうような」という長いフレーズをおもいつきましたが…]]></description>
        </item>
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