テディベアが好き。くまモチーフの雑貨とか、テディベアとか、ぬいぐるみ、そういうものを見るとつい可愛い、触りたいと思ってしまう。
あと、テディベアになりたいな〜みたいな願望がうっすらとある。
ぬいぐるみは元々好きで、小さい頃は管理しきれなくてよく怒られた。もう生きて28年になるけど、今までずっと、お気に入りのぬいぐるみが常にいて、愛でてきた。(ここ数年は家にいるでかいクマのぬいぐるみ、名前はくまごろう。大体普段の彼はぞんざいに扱われ、私が疲れた時やむかついた時に相手をしてもらっている。)
最初に大好きだったのはミニーちゃんのぬいぐるみだった気がする。(持ち歩きすぎて無くしたと思う。)
テディベアを初めて作ったのは小学5年生の時。とても仲の良かった上級生が卒業するから、その子の好きなベビーブルーのフェルトで、テディベアを作った。
プレゼントしたらとても喜んでもらえて、お手紙とお返しのキーホルダーをもらった。その時のキーホルダーが紫色で、ちゃんと好きな色だったのが嬉しかった。作ったものに対して喜んでもらえた、嬉しい、みたいなのはこの頃の記憶が最初な気がする。
テディベアって可愛いし、(怖いような子もいるけど、私にとっては怖い顔の子も可愛くて好き)柔らかくて、傷つけない、なんでも聞いてくれて、優しい。子供でも手を取れるし、大人でも親しみやすい。
だから自分もそんな存在でいたいから、テディベアとして存在するの、魅力的だな〜となんとなく思う。でもその実は空っぽで、真綿が詰まったところもいい。
ものを作っていると、つくづく自分は中身がなくて薄っぺらい人間だなと思うけど、そんなところは似ていると思う。私の中身もまだまだ真綿。
誰かに愛されて、指の先や鼻の先が黒くなっているクマも好き。
作ったものを愛してもらえるように、頑張らなきゃなと思う。