みかんは美味しい。みかん大好き。
上の1行で終わっても良いのだけれど、ここ10年20年ほど思っていたことを書く。
スーパーで売ってるみかんって、やたら甘くて全部同じ味をしている気がする。5,6個300-500円くらいで値段にも大量に食べられないのだけれど、味的にもあまり大量に食べる気がしない。箱で買ってもこんなのである。昔食べたみかんの記憶では、もっと味が薄かったり酸っぱかったり実の味より薄皮の味のほうが強かったり、色々あったと思うのだ。そして食べ出したら20個とか30個とか食べていた気がする。満足するころにはこたつの上がみかんの皮の山になっていた。 餃子を100個とか食べてた時分の話なのでいまは無理なのだが、今のみかんは2,3個食べたら甘すぎてもういいやという感じである。もちろん甘いみかんも美味しいのだけれど、昔みたいな食べ方をしてみたいなあと常々思っていた。
数年前、ふるさと納税であちこちのみかんを箱で買ってみた。するとこれが昔ながらのみかんだったのであった。薄皮が薄くなかったり、ひたすら水っぽいのがあったりしているが甘さ控えめなので大量に食べられる。そういうみかんをTV見ながら食べつづけていると幸せな気分である。子供の頃の思い出が美化・理想化されてたりするのかなと思ったりもするが、10個程度はあっという間に食べ終わってしまう。
今、家にみかんが10kgある。いつ食べ終わるだろうか。先にふるさと納税したのにまだ未着の5kg箱が来る前に食べ終わってしまえるだろうか。
ということで、みかんドカ食いの目標は達成できた。次のみかんにおける目標は、「1年に1個くらい食べることができた、とてもフルーティで、発酵して一部酒になってるんじゃないかと疑うみかん」をまた味わうことである。これはもう30年以上食べていない。また食べたい。しかし量を食わねば当たりは引けないだろうなあ。
なお、子供の頃は親の知り合いが和歌山のみかん農家で毎年箱で送ってくれてきていたらしい。産地直送品を狙うべきなのかもしれない。