不在の質感のこと

nymyanyamyumya
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「不在の質感」というものがあると思う。

音楽や踊りの中にそれを感じることがある。

別離とは違う、寂寥でもない。いないという事の質量と感触。

いないからと言って日常に問題があるわけではない。心が強く動くわけでもない。ただ「ああ、もういないんだ」と感じること。

不在であることが、その意味と価値をより鮮明にする。そういうものがあると思うのです。