感想の書きやすさの話

nymyanyamyumya
·
公開:2024/9/19

ポツポツと感想を書いている身として「こういう作品は書きやすい」をまとめてみようかと。

自分の場合は以下の3点にまとめられます。

  • 書くことがあるか

  • 書いてもいいか

  • 書く理由があるか


書くことがあるか

そのままですね。 読み取れるものや伝わるものがあるか、でしょうか。

自分は素人で技術的なことはわからないため、心情や共感で捉えられる作品が書きやすく感じます。

触れた後に残るものがあるか、と言い換えることもできるかも知れません。

世界観や物語のしっかりした作品は、それらの全てを読み取り切れないので、少しハードルを高く感じます。


書いてもいいか

心理的抵抗感の問題ですね。

大なり小なり作品は作り手の人生と信条を写し取るものです。

それに対して何かを語るのは、やはり抵抗を感じますし、そうであるべきだとも思います。

人柄のわかる方、踏み込んでいい範囲のわかる方は、このあたりの塩梅がやりやすいですね。 

楽しんでいることがわかる、いい意味で隙がある。 そういう作品もまた書きやすく感じます。

逆に絶対に書かないのは、誰かへのお祝いや想いを込めた作品です。 そこは他人が踏み込んでいい領域ではないので。


書く理由があるか

誰に向けて書くのか、と言い換えてもいいでしょうか。

自分のためなのか、作り手に向けてなのか、他の誰かへの紹介なのか。

  • 自分のため

動機としてはこれが一番強いです。 他の一切の理由を必要としません。

見た瞬間に強く心に残る作品は、その瞬間の心情をとどめておきたくなります。

これは他の誰にも頼めない、自分にしかできないことです。

作り手のことを何も知らなくても、誰に見られることがなくても書き残しておきたい。 日記やメモに近いかもしれません。

  • 作り手に向けて

いわゆる感想ですね。 ここが良かった、ここが好きだった、こんな印象を受けた。

伝えたいと思う理由は様々ですが、お祝いなどが多いでしょうか。 親しい相手に向けて、というのもあると思います。

作り手が誰であるかを意識することは少ないので、この理由で書くことも比較的少なめです。

  • 他の誰かへの紹介

「もっと伸びればいいのに」という作品ですね。思うだけでは変わらないので、ぼちぼち紹介文を書いてます。

マイリストに入れているのは全部好きなので、書けるかどうかと再生数の兼ね合いになります。

数年前の作品とかが出てくるのはこれですね。

いささか打算的な理由ですが、書く内容も払う敬意もいつも通りです。


こんなところでしょうか。

いずれまた書き直すかもしれませんが、今はこれで。