ポツポツと感想を書いている身として「こういう作品は書きやすい」をまとめてみようかと。
自分の場合は以下の3点にまとめられます。
書くことがあるか
書いてもいいか
書く理由があるか
書くことがあるか
そのままですね。 読み取れるものや伝わるものがあるか、でしょうか。
自分は素人で技術的なことはわからないため、心情や共感で捉えられる作品が書きやすく感じます。
触れた後に残るものがあるか、と言い換えることもできるかも知れません。
世界観や物語のしっかりした作品は、それらの全てを読み取り切れないので、少しハードルを高く感じます。
書いてもいいか
心理的抵抗感の問題ですね。
大なり小なり作品は作り手の人生と信条を写し取るものです。
それに対して何かを語るのは、やはり抵抗を感じますし、そうであるべきだとも思います。
人柄のわかる方、踏み込んでいい範囲のわかる方は、このあたりの塩梅がやりやすいですね。
楽しんでいることがわかる、いい意味で隙がある。 そういう作品もまた書きやすく感じます。
逆に絶対に書かないのは、誰かへのお祝いや想いを込めた作品です。 そこは他人が踏み込んでいい領域ではないので。
書く理由があるか
誰に向けて書くのか、と言い換えてもいいでしょうか。
自分のためなのか、作り手に向けてなのか、他の誰かへの紹介なのか。
自分のため
動機としてはこれが一番強いです。 他の一切の理由を必要としません。
見た瞬間に強く心に残る作品は、その瞬間の心情をとどめておきたくなります。
これは他の誰にも頼めない、自分にしかできないことです。
作り手のことを何も知らなくても、誰に見られることがなくても書き残しておきたい。 日記やメモに近いかもしれません。
作り手に向けて
いわゆる感想ですね。 ここが良かった、ここが好きだった、こんな印象を受けた。
伝えたいと思う理由は様々ですが、お祝いなどが多いでしょうか。 親しい相手に向けて、というのもあると思います。
作り手が誰であるかを意識することは少ないので、この理由で書くことも比較的少なめです。
他の誰かへの紹介
「もっと伸びればいいのに」という作品ですね。思うだけでは変わらないので、ぼちぼち紹介文を書いてます。
マイリストに入れているのは全部好きなので、書けるかどうかと再生数の兼ね合いになります。
数年前の作品とかが出てくるのはこれですね。
いささか打算的な理由ですが、書く内容も払う敬意もいつも通りです。
こんなところでしょうか。
いずれまた書き直すかもしれませんが、今はこれで。