夕日を見に散歩に行きました。
メガネを外し、乱視で重なった世界を見るのがとても好きです。
物はブレ、電灯の明かりは幾重に、文字はぼやける。
目が良い人より情報量が多く、眩しくなる世界は、とても創造的で大好き。
乱視は目の中で光が反射して普通より眩しく見えるそうなんです。
確かに眩しいなぁと思いながら目を細め、それでも素敵な夕日を眺めました。
見たくない部分はぼやけ、何でもないものが幾重に増えて素敵に見える。
自分が見ている光景は他の人が見ている光景とは違うんだろうなと
見えているものが違うのなら感じているものも違うんだろうなと
創作者として、乱視でよかったなと思う一面です。