苦手な行動について

おぼろき
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人には苦手なものがあります。

私は洗顔が苦手です。

どれくらい苦手かというと、洗顔という行動を"しない"選択肢をいつも取るくらい苦手です。

時折、あ〜、やったるか…と、化粧水で顔を拭くくらいで終わらせてしまいます。

どうしてそんなに苦手なのか。

自分の顔のケア自体、優先順位が低いということ。

そして、あまりに怖がりなので鏡の前で目を瞑るのが怖いということ。

それでも今回、洗顔を習慣づけるぞと決心した出来事がありました。

かっこいい人間が洗顔をする動画を見たんです。

ただそれだけ。わたしはかっこよくなりたい。人間って単純ですね。

さて、習慣づけには使用する道具を新調し、見た目でテンションを上げるのが一番良い。

洗顔初心者の私はパッケージのデザインで洗顔料を購入し、帰宅後、洗面台にそれを置きました。

おやっ。

隣にあるは、真新しく見える別の洗顔料ではないか?

数ヶ月前の私の様子を思い出します。

数ヶ月前の私「この素敵なデザインの洗顔料で、顔を洗う習慣をつけよう」

この言葉が頭でくり返えされ、もう何もわからなくなった私は

ええい、勢いだ。

そっと新しく買った洗顔料のポンプを押し、顔を洗ってやりました。

これが顔を洗うという行為か…

そして、さっぱりとした洗い立ての綺麗なフェイスをふかふかのタオルでポンポンしながら、こう決意します。

洗顔は諦めよう。

苦手なことを全て克服する必要なんて無いですからね。

克服してみようかな、だめだった。それも人生。

@oboroki
生きている間に気づいたことや思ったことを書いていきます