最近のおれは、18時間起きて10時間眠るという意味不明なサイクルで生活している。合計28時間で1日に収まっていないのだから、当然毎日4時間ずつずれ込んでいく。夜更かしが朝寝になり、昼まで起きているかと思ったら夕方頃に寝る、という具合だ。今日 (2024/9/14) などは真っ暗な2:30頃に起床し、いまこの時間 (18:45) まで起きている。一周回ってひどく早寝早起きをしているかのようだ。
深夜、起きてから食べるものがなかったのでカップラーメンを作った。空腹なはずだったが、数口食べたところで具合が悪くなり やむなく残してしまった。ここのところはそんなことばかりだ。
モンスターエナジーを飲みながら原稿を書き、朝方にカロリーメイトを2本。合間に本などを読んでいたらあっという間に昼になる。シャワーを浴びて、着替え、食欲がないとき用に買っておいた葡萄ゼリーを食べた。出先でエネルギーが尽きて動けなくなることを心配する。前にもそんなことがあったから、念の為ブドウ糖のタブレットを鞄に潜ませておく。
外に出ると日差しが凶悪に照りつけていた。気温は33℃。先週は一旦秋になったと思ったのに。
駅までの長い坂道を歩き、電車に乗って病院に行く…その前に ちょっとだけ何か食べられそうだったので、マクドナルドに寄った。レジもカウンターも大混雑。おれはモバイルオーダーを使ってSサイズのフライポテトとバニラ味のシェイクを頼んだ。やけに恭しい店員。揚げたてのポテトは美味しかったが、好物のはずのシェイクは、いまいち味がわからないというか、ほとんど義務的な作業のように飲んでしまった。
予約の時刻に合わせ今度こそ病院へ。「近頃の調子はどうですか」と先生。おれは「仕事も辞めてしまって眠れないのです」と返す。滅茶苦茶な生活習慣についても少し相談した。「薬が弱いわけじゃありませんからね。昼夜逆転でもいいけれど、サイクルだけは乱さないようにしないと。眠れなくても一定の時間に起きてください」と念をおされる。処方薬に変更はなかった。
その後、サイクル…という言葉から連想したのではなく、元から行こうと計画していた自転車屋へ向かう。おれの家は辺鄙な場所にあって、駅や繁華街から非常に離れている。おまけに山と谷の狭間だ。ここに引越して以来ずっと徒歩で暮らしてきたが、あまりに不便だから いい加減に電動アシスト自転車を買おうと思っていた。会社 (通勤) を辞めたことによる運動不足も心配してのことだ。
入店するとかなり若い男の店員が寄ってきて「何をお探しですか」と尋ねてくる。電動アシスト自転車を見せてほしい、と言うと、売れ筋の何台かを引っ張ってきて丁寧に特徴を説明してくれた。おれは安心と信頼のブリヂストン製の一台を選ぶ。形こそよくあるシティサイクルだが、ボディはカーキ色でモダンな感じが悪くない。店員には 試しに乗ってみますか、と訊かれたが、おれは何となく気が進まなかったので断った。高い買い物なのにこんなことでいいのかとも思うが、おれ自身に馬力が足りていないので仕方がない。銀行の封筒から1ヶ月分の生活費相当の金を出し、防犯登録の書類に住所や名前を書かされる。今日は修理や何かで手一杯だから 明日引き取りにきてくれと言われた。了承し、引換書を貰って店を出る。
その足で近くのスーパーマーケットにふらっと入ってみると、何やら駅弁フェアのようなことをやっていた。柿の葉寿司を売っているのが珍しくて一つ購入。
帰って弁当を冷蔵庫に仕舞い、ブログを書き、眠り、起きたら食べようと思う。
