正式名称がわからない。
YouTubeなどで人の作業動画を観るのが好きなみなさんのおすすめ欄にもあるのではないでしょうか、ダイヤモンドアートや梱包動画、カフェVlogやジオラマ作成動画に紛れて現れる、シールを1枚ずつピンセットで剥がして貼ってくアレです。延々と観たい時にいいんですよね、とんでもない長時間動画が多くて。
いつもの如く中国発祥のやつなのでSHEINだのアリエクだの使わなきゃ無いかな…と思っていたらAmazonにもあったので買ってみました!わーい、普通に楽天とかにもある!割高でも慣れたサイトで買いたい気持ち。
無の趣味とは。
何かを成したい、作業をしたい。だけど一から物を作るのはダルい…黙々と頭を使わずに与えられた手順を繰り返したい。そんな「作業欲」を持て余しつつクリエイティブにつきものの産みの苦しみは味わいたくない!
そんなカス気持ちを叶えてくれる、なんも考えなくてもやるだけで出来る、だけど完成したところで己の糧にはならない。「やった気持ち」にだけなれる。そういう趣味を無の趣味と呼んで愛しています。
(※何の糧にもならないのはこだわりきれない私の場合であり、やってれば何かしらのスキルアップはあるはずですので本当に「無」なのは趣味の方ではなく私です。)
やってみよう!ハウスステッカー

だいたい4枚くらいセットになっていて嬉しい。おそらくピンセットが毎回ついてきて無限に増えるやつ。

中身はこんな感じ。見本と背景台紙と小さなシールがいっぱいのシートが入っています。この時点でかわいいー
この見本を見ながらシールを探し所定の位置に貼り付けていくだけなのですが、見本もシールもなかなか小さいのでどこに何があるか探すのがちょっと大変です。

不器用な人間にはガイドがない空っぽの背景に馴染むようにシール貼るのが結構難しい。立体的な背景なのでちょっとズレると棚やらベッドが宙に浮く…ちゃんと置けない…!

さらに立体的なので奥にあるものから貼っていくことになり、貼る順番は考えないとえらいことになります。シール余ったな…とちいせえ見本をよく見たらめちゃくちゃ奥のとこにあって前面のシール剥がさなきゃ…みたいなことになります。

上の面完成~。シールを重ねていくのでゴワゴワした感じになるかと思っていたのですが、想像よりシールが薄くて重ねても案外収まりはいいです。(薄すぎて向こう透けてる)

全部貼るとこんな感じ。黙々とシール貼ってくだけなんですが完成すると作業コストよりも満足感はあります。ゆっくりやっても2時間もあれば完成する手頃感もいいですね。
無の趣味と呼ぶにはちょっと頭使うかも。
シール貼ってくだけ、ええやん。と手を出したわけですが、貼り付け位置のガイドがないというのがこんなに気を使うとは。準備が多いダイヤモンドアートの方が作業中はまじでなんも考えなくても出来るという点では強いな、と思いました。
しかし、袋から開ければすぐ始められるところや日を跨がずに完成出来る手頃さは魅力的です。完成品も小さな台紙1枚なので収納も簡単そうなところも良いですね!
何より女児の頃のような、夢中でシールをぺたぺた貼る機会を作れるという所は嬉しい~。
改めてYouTubeの動画を観ると、こんなチマチマした作業をいちいちピンセット使ってステッカー剥がすところから撮影してあんな綺麗に台紙に貼っていける人、普通に尊敬する…。
そんな気持ちになれる趣味、3Dハウスステッカー。いかがでしょうか。