「意味は音楽と似ている。とらえられ、そして運ばれる。戻ってくる。リフレイン、フレーズ、行き交う船の名前。わたしの頭にこびりつく、それはわたしの頭にこびりつく。物語が言葉にしがみつくように、言葉が不安定なリズムに、自由に形の変わる旋律にしがみつくようにして」（エミリー・ラスコヴィッチ）
意味と音楽は確かに似ている。頭にこびりついたらなかなか離れてくれない。だからできるだけ好きな音楽を増やしてゆこう。しがみつかれてむしろ嬉しくなるような意味にとらえられよう。どうせ、わたしが何になら喜ぶかなんて、わたし自身にしか本当のところはわからないのなら。