しずかなインターネットにはじめて静かに書き留めてみる。
年末は「今年(2023年)は振り返りや総括をちゃんと年内にポストしよう」と思っていたが、年末はサイドワークに勤しみ、お酒を楽しみ、好きな人たちに会いに行って、家族とわいわい過ごしていたらすっかり年が明けてしまったのが今(まあ、わかってはいたけど...)。
最初はnoteでしっかり書こうと思っていたが、そんな僕にはしずかなインターネットくらいのゆるい場所の方が合っているのかもしれない。
ということで、年明けではあるが、三が日まではセーフ※と勝手に定義して、昨年の振り返りと今年について思っていることを書き散らしていこうと思う。ちなみに本当にただの個人的な記録の書き散らしの長文で駄文なので、誰にも有益ではないことをあらかじめ断っておく。(ただの自己認識をするためだけの公開ドキュメントである)
※結局書き終わったら三が日過ぎてしまっていた...あ、あけましておめでとうございます🎍本年もよろしくお願いいたします🙇♂️(近所の公園の初日の出を添えて)
2023年のあれこれ
仕事(本業)
一昨年10Xに入社してから3名のチームになり、2023年はいい感じにCSチームがワークしてきた1年だったと思う。また、日々のRunに追われながらも少しずつChangeを積み重ねた1年でもあった。
複数のパートナー(ネットスーパー事業社)ローンチがあり、社員数も増え、事業としても組織としても前進していく中で必然的に様々なイシューが生まれ、それをCS的なアプローチで解決すべく取り組んできた。
おこなったことはたくさんあるが主に取り組んだことを列挙しておく。
アウトソースベンダーの切り替え
今後の拡張性を見据えて
プロダクトのガイド・FAQのリプレイス
ユーザビリティとセキュリティ向上のためNotion→Zendeskへ
社内ヘルプデスクファンクションの始動
増加する社員のコミュニケーションコスト最適化とナレッジ集約のため
CSでプロダクトアプローチなオペレーションの拡充
エンジニアでしかできなかった処理をCSでもできるようにし、開発エスカレーションなしでCS完結できる範囲を増やした(管理画面機能の拡充、BQ・DBへのアクセス可能範囲の拡大など)
社内・社外のコミュニケーションラインの整理
放っておくと野良的かつ魔改造的に増殖していくコミュニケーションラインとワークフローを最小化・最適化
ナレッジマネジメント強化
複雑かつ広範囲で毎Sprint多くのリリースがあるプロダクトの仕様のキャッチアップ→ガイド・FAQ、仕様書、社内マニュアルなどのドキュメントのアップデート
全ての言及はしていないが、noteも少し書いたので貼っておく。
なお、チームメンバーは相変わらず仲が良い。
仕事(副業・サイドワーク)
2023年もありがたいことにたくさんのお声がけや出合いをいただき、たくさんの企業様、プロダクトに関わらせていただいた。(支援させていただいたというにはおこがましく、あえて「関わらせていただいた」という表現にしている)
さまざまな理由で契約終了した企業様もあれば、新しく契約開始させていただいた企業様もいる。お声がけいただいた企業様には、エキサイティングで自分としても今までにない挑戦の機会をいただき感謝しているとともに、求められている以上のバリューを発揮すべく日々奮闘している。
今までの経験をいかしてさらに伸長させているもの
カスタマーサポート・サクセスなどCS体制の構築、改善のコンサルティング
CSに関するSaaSツール導入支援や内製CSツールの仕様・要件策定
CS人材の採用支援
CSに関するメンバーのメンタリング
CSチームのマネジメント支援
新たに挑戦できたもの
CSに関する事業開発
CSに関するセミナーや研修
NFT事業
LPO事業
コンサルティング事業
本業では経験、挑戦できないような業務内容、領域に関われて自身の幅が広げられているので、とても大変だったが楽しく充実した仕事ができた1年だった。
家庭
今まで通り仕事に多くの時間を注ぎ込みつつ、2023年は家族との時間やマインドシェアを意識的に増やした1年だった。(また、家族に迷惑をかけたことも多々あった...反省)
娘は高2になり、初彼氏ができたり、所属している軽音部のライブがあったり、台湾への修学旅行があったりと人生の初体験を楽しんでいるようだったので、娘の高校の行事に参加したり、できる限りの支援(経済的なやつ)と経験則のアドバイスをおこない、これが思いの外楽しかった。うちはわりと家庭内ではオープンになんでも話すような雰囲気なのと、幸いにもパパへの反抗期はないようなので、娘の恋愛相談に乗ったり、デート服を買ってあげたりするのはなんか一緒に青春しているようだった笑。
また、東京都の留学支援プログラムに応募して、娘の高校経由でホストファミリーとして留学生の受け入れをおこなった。家族として初体験だったのだが、一度やってみたかったことなので、ひょんなタイミングで実現できてよかった。娘と同学年のタイの女生徒を1週間受け入れたのだが、事前の準備も含めてとてもいい経験になった。また機会があればやろうと思う。
息子は小6で小学校最後の年ということでいろいろと行動や考え方の成長が見られた1年だった。僕は小学校の有志の父親で構成される「おやじの会」というものに所属しているのだが、最後の年ということもありできる限りイベントには参加してきた。また、息子は所属している小学校のサッカーチームではキャプテンに任命された。正直、サッカーにかける情熱もデクニックも息子を上回る子はたくさんいたのだが、「真面目」「みんなからの信頼がある」という点をコーチに評価されて抜擢されたらしい。本人自身は自分がキャプテンの器ではないという自覚が強く最初はプレッシャーに押しつぶされて泣いている日々が続いたが、その反動で練習量は誰よりも多くなり、サッカーへの情熱もとても強くなった。今では自らSPOTV NOWの契約を懇願してきて、プレミアリーグの試合を誰よりも見るくらいになった。そんな息子の応援を今まで以上にしたくなり、チームの試合の写真撮影係とムービー制作をしている。こんな男の子の父親らしくなった自分に自分でも驚いている笑。ちなみに、息子はおそらくサンタの正体に気づいているので、こないだの2023年のクリスマスがラストサンタクロース業になったのは少し寂しい。
4月には祖父が亡くなった。小さい頃からとても可愛がってくれた祖父だが、ここ10年くらいはまともに会いに行っていなかった。人間はいつどうなるかわからないもので、後から後悔しないためにも、家族・親族には会える時にできることをちゃんとしようと改めて思った。
また、飼っている大好きな2匹のダックスフンドも体調を崩すことが多かったし、息子も初の手術・入院を経験したので、なおさら家族の健康には気を配りたい。
飲み・お酒
相変わらず飲みが好きでよく飲んだ1年だった。会社の同僚、同業界の友人・先輩・後輩、サイドワーク仲間、子どもの父兄仲間、友人などなど。お酒を通じていいお店にも出会えたし、知り合いも増えた。また、中高時代の親友達、大学時代のサークル仲間、昔の同僚とも数年ぶりに再会できて楽しい1年だった。
個人的には引き続きクラフトビールが好きで、いいお店にもたくさん行けたし、近所にオープンした行きつけのビール店ができたのが嬉しい限り。とにかくたくさんの思い出ができた。(ブルワリー名や店名を挙げるとこのドキュメントの趣旨が変わってしまうので割愛)
フィットネス
フィットネス関連の事業に関わる機会をいただいたこともあり、自分でもジムに通うようになった。まだまだガチ勢ではなく、「体動かしてきもちいいなー、頭や気持ちがスッキリするなー」くらいのレベルだが、もっとハマって筋トレとかガチガチにやってみたい自分もいる。ランニングは短い距離ではあるが、定期的にやっている方だと思う。
服・ファッション
引き続き服は好きな方だ。2023年は今までより自分の好きなものがより明確になった気がする。それはテイストとかブランドというよりは、「同じ感覚の人達がいるコミュニティで同じ価値観を共有するように服を買うようになった」みたいなカルチャー重視な感じ。40歳になっても相変わらずストリートで、相変わらずネイビーばかり。そして、元同僚と子持ちの男同士で服を定期的に買いに行ったりイベントに行く機会を作ったり、同じコミュニティやインスタの繋がりを通じて同じファッションの価値観を共有できる知り合い・友人ができたのも楽しい1年だった。「ennoy」「everyone」らへんも好きだし、スタイリスト長谷川昭雄さんらへん、Beamsのキーマンらへんも好きだ。(ブランド名を挙げすぎるとこのドキュメントの趣旨が変わってしまうので割愛)
また、ここ1年で髪を伸ばしてみている。おそらく人生で一番の長さになっている。今は仕事上の制約がないので、マンバンというサイドは刈り上げでチョンマゲみたいな髪型を楽しんでいる。これが意外とキャップにもハットにも相性がいい気がする。なお、ラッパーのZORNを見て「かっこいいな」という中学生みたいな感情を抱いて同じ髪型にしようとしたのは内緒。また、あまりに髪が跳ねたり広がっていたので、先日クリスマスプレゼントで子ども達から「静電気から髪を守る」というコームをもらった笑。
音楽
相変わらず雑食で広く浅くではあるが、2023年もいい音楽にたくさん出会えたと思う。割合的には日本のヒップホップ、オルタナとかが多かったかなと。好きなバンドが新譜をたくさんリリースした一方で、脱退も多かった。また、一昨年人生で初めてアイドルにハマったBiSH(なぜか解散が決まってから好きになった)が解散したのも重要なトピックだった。新しく好きになったアーティストもたくさんいて、いい音楽の出会いもたくさんあった。(アーティスト名を挙げすぎるとこのドキュメントの趣旨が変わってしまうので割愛)
また、例年以上に友人とたくさんライブやクラブにも行き楽しめた1年でもあった。東京ドームや武道館から、野音やZeppやwwwくらいのキャパの箱から、下北のライブハウスまで。フェスに行けなかったのは残念。クラブはブランドのパーティー、友人のイベント、好きなDJが出るイベントなどが同じ箱で重なり、五本木のSunrise again(サンアゲ)には良く行った。そして、家族全員共通で好きな「くるり」のライブに家族全員で行けたのはめちゃくちゃいい思い出。近所だけど意外にもに行ったことなかった昭和女子大学 人見記念講堂は、くるりの音作りにもハマっていてめちゃくちゃいい会場だった。
スポーツ
会社の部活で、数十年ぶりにバスケを始めた。ちゃんとやるのは中学生の部活以来だが、同僚との練習や試合はとても楽しい。最近は勝つ試合も増えてきている(自分が活躍しているわけではない)。同僚が連れてくるご家族やお子さんも一緒にバスケを楽しんでいるのがまた最高にいい。社会人になってからは、バスケを見る機会もほぼなくなっていたが、スラムダンクの映画、バスケの日本代表戦、Bリーグの盛り上がりもあり、見る熱も上がってきた。
旅
旅というか出張や旅行の機会が例年より多かった1年だった。仕事では出張で札幌に数回行く機会があり、サイドワーク兼プライベートで初めて京都にも行けた。意外と京都は今まで行ったことがなかったので、限られた時間ではあったがとても楽しめた。また、気心知れた仲間達と車で大阪に行き、昼も夜もしっかり楽しめたのは夏のハイライト。妻と娘が好きなK-POPアイドルを見に大阪公演に行ったのも良い思い出。
ガジェット
2023年はiPhoneもMacbookも買い替えていないし、キーボードもずっとkeychronを使い続けているし、その他も特別目新しいものは手に入れていない。
強いて言うなら、2023年に買って良かったものはCIOのモバイルバッテリーとShokz OpenFitがよかった。特にShokz OpenFitは今まで試してきた開放型イヤホンとはレベチでリスニング体験が変わった。仕事しながらでも家族と会話しながらでも音楽やPodcast聴けるので割と1日中耳につけっぱなしにしている。(レビュー書きすぎるとこのドキュメントの趣旨が変わってしまうので割愛)
アプリ・プロダクト
とりあえず新プロダクトはまず触ってみている。「Bondee」「Bluesky」「Threads」「Pokemon Sleep」「Artifact」「ID」など。ただやはりアクティブな使い方はしなくなり、今は開かなくなるかROM専になってしまう。
その中でも、繋がっている人の今聴いている音楽を共有できるプロダクト「Airbuds」は、音楽を起点としてコミュニケーションが発生する体験が個人的には好きだ。ただ、自分の周りのユーザー人口が少なすぎて辛い。(レビュー書きすぎるとこのドキュメントの趣旨が変わってしまうので割愛)
本
あまり数も読めなかった(読まなかった)し、領域も広げられていなかった。
その中でも目から鱗的に思考に影響を与えてもらったのは、月並みではあるが、「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」と「これからの男の子たちへ :「男らしさ」から自由になるためのレッスン」だった。人生と息子への向き合い方を考えさせられた1冊。(レビュー書きすぎるとこのドキュメントの趣旨が変わってしまうので割愛)
2024のあれこれ
仕事(本業)
2024年はおそらく事業的にも組織的にもまた変化がある年なので、CSチームもミッションチェンジを行う予定。パートナーやユーザーのテクニカルサポートやナレッジマネジメントをメインファンクションとした所謂「カスタマーサポート」から、より顧客体験(CX)と事業成果(アウトカム)にコミットする「カスタマーサクセス」へと軸を移すことを今期は検討している。それに伴い、自身の役割やスキルセットも変化させていき、自身のミッションやキャリアもアップデートしていこうと思う。(ここはゆるい発信の場なのでガチガチの詳細は書かない)
なお、ネットスーパーのニーズや比率、GMVはさらに増えていくはずなので、2023年より多くのパートナー様と深く関わっていきたい。
仕事(副業・サイドワーク)
2024年も引き続き既存の業務委託先をご支援させていただきつつ、直近新規で始めたプロジェクトや企業様への参画度合いを強めていきたいと思っている。もちろん今まで培ってきた経験やスキルセットで解決できるイシューがあれば喜んで対応させていただくが、それよりも自分が入ることによって、自分にも企業様にもレバレッジが効くようなイシューに自身の時間とマインドシェアを投資したい。なんにせよ、人(企業様やその先のユーザー)の役に立てる(アウトプット・アウトカムを出せる)こと、いつまでも自分が成長し続けられる(自己実現できる)環境に身を置けることは素敵なことだ。もっと本質的な価値を提供できる人間になれるよう、時間やマインドシェアの使い方、身を置く環境、インプットするものなどを2023年以上に意識的にコントロールしていく。(ここはゆるい発信の場なのでガチガチの詳細は書かない)
また、本業・副業に関わらずビジネス的な発信や繋がりを強化していくぞという気持ち。
去年は副業、採用に関わらず、ご紹介やDMでお声がけいただき、たくさんの方とお話しさせていただいたので、今年も引き続きたくさんの方とディスカッションする機会を大事にしていきたい。
家庭
娘が高3になり、ついに大学受験期となる。これは本人だけではなく、家族も確実にいろいろ大変が増えていくはずだ。親として、正直かなりビビっている。しかし、当たり前だが、娘には自分で決めた進路を信じて心配事なく突っ走ってもらいたい。
息子は中学に上がり、さらにサッカーに没頭していく想定だ。中学の部活とは別にクラブチームへの入団も決めた。中学3年間のどこかで(任意ではあるが)ブラジル遠征をするらしく、親として、正直かなりビビっている。しかし、当たり前だが、息子には自分で決めた道を信じて心配事なく突っ走ってもらいたい。
上記の通り、子どものライフステージが変わりいろいろ大変が重なりそうなので、2024年はマインド的にも時間的にも経済的にもより一層家庭(子ども)へのコミットを増やそうと決めている。やるしかない。
おそらく自分以上に妻の負担も大きくなるだろうし、大変も増えるだろうから、妻のフォローや妻との時間も大切にしていくぞという気持ち。やるしかない。
また、実家にもあまり帰っていないし、妹夫婦ともあまり会っていないので、親族との時間も大切にしていきたい。これは近年参加した友人の結婚式で親族を大事にしている姿を見たり、インスタをはじめとするSNSで家族・親族を大切にしている友人のポストを見て影響されている部分も大きい。家族・親族を大切にしていることや、それを日常として発信するのはシンプルにかっこいいと思う。
その他
飲み・お酒
仕事と家族の時間を増やしていくためにも、外で飲む機会を少しセーブしようと思う。とはいえ、根本的には人と飲むのが大好きなので誘っては欲しいし、飲みたい人はちゃんと誘うつもり。
フィットネス
マッサージ、ストレッチも含めて、2024年はもっと健康に投資しようと思う。やはり体の衰えはしっかり感じるし、多分よく言われるようにフィジカルとメンタルは連動していると思う。フィットネス習慣化する。
服・ファッション
相変わらず一番の趣味でもあるので好きには変わりないが、よりコミュニティ、カルチャー、人ベースになると思う。地元の世田谷の近所にコミュニティ・カルチャー色の強いいい感じのショップができてきているのでそこらへんが心地いい。あとは中目黒と祐天寺とインスタ。
音楽
今年は家庭が忙しくなりそうなのでおそらくライブに行く機会が減りそうだが、フェスは行きたい。。
スポーツ
引き続きバスケをやっていきたい。シューズ(アンダーアーマーかな)とボールも新調して個人練もしていきたい気持ち。
これまた学生時代以来離れていたスケボーを始めようと思う。やはり学生時代にのめり込んでいたスケートカルチャーは大好きだ。
旅
今年は娘の受験もあり、おそらく旅行はできないだろう。無事に合格して落ち着いたら家族で海外に行きたい(2024年ではない)。
ガジェット
仕事の生産性やQOL上げるようなワークデスク周りに投資していきたい(一通り揃っているがグレード上げていきたい)
カメラで、RICOH GR IIIxが気になっている。
アプリ・プロダクト
トレンドは引き続き追っていきたい
本
起業・自伝系は読み物として好きなので今年も読んでいきたいが、哲学書、歴史など今まで触れてこなかったちょっとアカデミックなものも興味がある。あと、人としての感性が鈍い気がするので小説なども読んでいきたい気持ち。
書いてみて
この「しずかなインターネット」の「このサービスについて」で「ここでは、頑張って有益なことを書くことは求められていません。個人的なメモや日記を気楽に書き散らしましょう。」と明記されている通り、この「しずかなインターネット」を選んだことにより書き始めるハードルが低くて、あれこれ考えすぎて筆が重くなり結局書かないで終わるという最悪パターンを避けれたので、僕みたいな人間には結果良かった。
前述した通り、今年は発信を増やしていこうと思っているので、筆が止まらないようにたまにゆるっとしずかなインターネットで駄文を書き散らしつつ、伝えたいことはnoteでしっかり書いていけるように頑張ろうと思う。