東海シクロクロス #7 豊田千石公園&シクロクロスのススメ

oganesson
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シクロクロスに初参戦した。すごく楽しい経験となったので、いろいろ書いてみる。

コースは平坦な芝生ステージだったが、当日は朝から雨が降っていて水溜まりと深い泥が各所に配置されていて最高のコンディションとなっていた。

レースは最後列からのスタートとなった。序盤、集団後方で渋滞に巻き込まれているうちに上位陣に逃げられて、最後まで捕まえられず順位は 5位/29人 となった。

レース結果は不完全燃焼な感じではあったが、人に応援されながら前を追いかけている瞬間は最高だった。

さらに、大会の運営がカメラマンを用意していて、走っている瞬間を何枚か撮ってくれた。

一時的に自分が主役になったように錯覚した。勝ったわけでもないのに。歳をとるごとに、人を支える立場になるごとに人生の主役から降りていくような感覚がしていた自分にとって、久しぶりに舞台の真ん中に立ったような気持ちを思い出した。

今シーズンのシクロクロスはこのレースが最終戦なので、次のレースは10月となる。それまでに本格的な自転車を買い、体力、技術を身に着けて備えたい。完全にやる気になってしまった。

シクロクロスのススメ

シクロクロスという自転車競技の良さについて少し書いていく。

自転車競技で有名なものはロードレースや競輪などだろう。それらと比べてのメリットを挙げる。

① 怪我の可能性が少ない

シクロクロスはオフロード路面を走る競技だ。それゆえにスピードは出ないし、地面が柔らかいため、転んでも大けがをすることは少ない。

スピードは出ないが、ロードレースより狭い道を走るため十分なスピード感は得られる。

② 予算が少ない

ロードレースを始めるためには最低50万円程度の自転車を買わないと、レースのレベルに合わない。レースの参加費も1万円程度のところが多い。

対してシクロクロスは予算15万円程度でそれなりのグレードの自転車が買える。高いものもあるが、自転車の性能がそこそこ以上あれば後は乗り手の体力と技術次第だ(ロードレースもある程度そうだが)。レースの参加費も4000円程度だ。

③ 観客との距離が近い

シクロクロスではコースの仕切りがテープ1枚のみだ。また、曲がりくねったコースであるため観客の前を何度も通過する。見てて楽しいし、写真も撮られやすい。

そのほかにも技術で勝てる、各地方でかなりレース数があるなど、様々なメリットがある。自転車競技に興味が出たらぜひシクロクロスも視野に入れてほしい。ロードレースに出る前の練習としても最適だ。

@oganesson
大学生、自転車乗り