GW中に「スマホを持たずに外に出かける」をやりたくて
数日雨が続いていたのでやるなら今日だ!と思い、出かけた
初めは大阪中之島美術館でやってる福田平八郎展を見に行こうかと思って、そのつもりで最寄り駅と乗り換えルートを手帳に書いていたのだが、なんかもうお昼過ぎて13時になっちゃったし1人だしめんどっちくなっちゃって、結局欲しいものもあったし梅田へ出かけた
持ち物は、財布・手帳・家の鍵・交通IC・デジカメ
せっかくスマホ持たずに出かけたのに結局いつも買い物に出かける慣れた街のいつもの買い物ルートをただ歩いただけとなり、結果的には「スマホ無しは無しだけど別にいつも通りで代わり映えしないな」という気分でした
なんかでも徘徊中、10回以上は「あ、そうだスマホ持ってないんだわ」と思う瞬間があったので、スマホの存在感をより濃く感じた1日を過ごせた
なんでも街の中で「なんだあれ」と思うとすぐ調べられるからね ガラケーの時ってどうしてたっけ?と思ったりした
スマホ持ってるとなんでもないものもすぐ写真撮ったりするしと思ってデジカメも持ってきたが撮らなかったね
あちこち回って本屋に寄った
さくらももこさんの「ももこのよりぬき絵日記②」の文庫本を買った
あと、可愛いフレークシールたち
よりぬき絵日記①は何年か前に買って持ってたのを記憶していたので数年ぶりの続編を買うという思いつき
さくらももこさんのエッセイは中学生の頃学校の図書館にたくさんあったのでハマってハマってそこにあるものは全部読んでいた
最近あまり絵を描かなくなったが私には絵を描く趣味が昔からあり、特に自分としては「日常を切り取るような親しみのある絵」が好みだしそういうものを描きたいとずっと思ってきた
その原点の一部が中学生の頃読んださくらももこさんのエッセイの挿絵にあると自分では感じる
文章がメインのエッセイと違って今日買ったよりぬき絵日記は、絵日記というだけあって、短い1,2ページ分の日記+絵が連続していてさくさく読める
久しぶりに読んだら、「最近見たテレビ」の話がまあ多い ももこさんはちびまる子ちゃんの時代から大人になるまでずっとテレビっ子なのだ(『世界バリバリ⭐︎バリュー』とか懐かしすぎる)
最近自分の周りの友達がテレビあんまり見ないと言う子が増えてきて、私はバラエティやトーク番組、お笑い番組が大好きで録画してまで結構たくさん見るテレビっ子なんだと最近自覚しているのでテレビの話ばかりするももこさんの絵日記に共感するばかりだ
ゲーマーはテレビを見ないというが私はテレビもゲームも諦めないよッ
よりぬき絵日記の続きを買おうかと出先で思いついたきっかけだが、少し前に漫画版のさくらももこ「ひとりずもう」を読んだのだ
「ひとりずもう」は元々文章のエッセイ本で、そちらは中学生の頃読んだ覚えがあったのだが、最近ebooksで集英社漫画割引キャンペーンがあったついでに漫画版読んだことないなーと思い買ったのだ
「ひとりずもう」はさくらももこさんの中学〜高校終わり頃の日常を描いたエッセイで、思春期の不安や悩み、楽しいこと平凡に過ごしていたこと、などが描かれていて、ももこさんの呑気さに笑ったり、細やかな心情にじーんとなったりできる私の大好きな本だ
漫画で読むと、いつもの親しみ深い可愛いタッチに加えて、ここぞ!というシーンでは少女漫画のキラキラしたタッチが加わって胸にぐっとくるものがある
上下巻あって、最後のシーンが特にわしづかみにされる展開なのだが、念のためネタバレなので詳細は控えますが、私は感極まって泣いてしまったよ あんなの泣いてしまう年頃になってしまったのよ
そんなわけで今日はスマホを家に置いて出かけ、さくらももこはいいぞの日になったのだった
スマホ無しお出かけはまた次回機会を作ってよく知らん町に出かけてみたいです