2023-2024の年末年始はいつもより長めに帰省した。
母と合間にうどん屋に寄ると「幼児半玉無料」のポップ。香川はコンビニよりうどん店が多いうどん国なのだが、離乳食にもうどん、否応なく幼児期よりうどんを浴びる。関西でいう阪神タイガースを浴びるのと同義、魂に刻まれる食の教育がすでに始まっている。
1歳半の甥っ子に丁度良いね、けど半玉って少し多いのかな?と話した翌日。新年の挨拶に来た弟夫婦から「うちは1玉食べるよ」とのこと。
私と同じだが…?我の股下にも届かないこんな小さき身体で…?
昨年年始に会った際は寝転ぶだけで愛想を振り撒くのみだった甥っ子は歯も生え隙を見ては歩き回るはらぺこ食べ盛りモンスターとなっていた。雛鳥のごとく、食う、食う、食う。親が少しでも手を休めようものなら相手の手を掴み「もっと」とねだる。
香川県民はうどんを「飲む」というが、(言葉の通りすすって飲むように食べるのだが)甥っ子の食べっぷりも見事であった。これぞ、飲む。飲むうどん。
お年玉は1歳半に渡すにしては弾んでたと思う。食費の足しにして欲しい。