何ヶ月ぶりだろう。
留学前に「いってらっしゃいの会」をしてもらったぶりに、同じ友達達に会ってきた。
彼女のインスタのストーリーによると、今回は「ohanaおかえりの会」だったらしい。嬉しいね。
やっと全員が二十歳を超えて、正々堂々と居酒屋で夜中までおしゃべりできるようになって、ほんと「やっとだねぇ…」って感じだった。
大学のサークルで出会って、最初こそぎこちなかった私たちだけど、段々段々仲良くなっていって。今こうしてサークルが終わった(原則2年生までのサークルだから)後も会おうとしてくれて、幸せ。
学部も今までの経験も性格もバラバラな私たちだけれど、お菓子の詰め合わせみたいに、愉しくわちゃわちゃした集団ですごく良い。
個人個人が、それぞれの人生の中で壁に突き当たったりする度に、若干の関係性や印象の変化があったりして、それは避けようのない事で。だから、ずっと同じ形で仲良しだったわけではないのだろうし、これからだってそうだ。特段険悪になるとかではなく、波長がうまく合う時と合わない時はあると思うから。人間、一人で生きるだけでも結構大変だからね。
と言っても、心配していることはあんまりなくて(少しはあるってことだけど)また同じメンツで集まったり、少し人数を増やして遊んだり、きっとできるよなって疑いもなく思っているから意外とポジティブ。
必要以上に疑い深くなってしまうことは私の改善すべき点の一つだけれど、それでも、色々考えすぎた結果だんまりになってしまう私や、大勢でワイワイする経験が少なくて上手く馴染めない私も、まとめてあたたかく迎え入れてくれて、「安定のメンバー」のひとりとして待っていてくれたことがすごくありがたい。
高校時代からの親友たちはもちろん過ごした時間も長いし、話してきたこともたくさんあるから、また違った形で信頼しているし、隣にいてくれると安心する。でも大学で出会った、しかも狭い学部内ではなくて、その外側で知り合った人たちとしっかり関係を築けてこられて本当に嬉しい。
あまり人間関係が得意なタイプではないから、今までの人生でそういう経験自体、おそらく他人よりは少なくて。
その経験の浅さから、集団の中ですべき行動を履き違えてしまったことは私自身が気づいていない所でもあるだろうし、意識範囲でも私ってかなり嫌なヤツだったこともあるのに。
なんだか自虐に走ってしまうけど、本当に、半年以上、何ヶ月も空けた後に「おかえり」って言って待っていてくれたことがすごく印象深かったのだ。
私の中で上手く咀嚼し切れて、落ち着いたらその部分もちゃんと書き残したいけれど、簡単に言うと、その子達と疎遠になってもまあ説明はつく、って事が留学中にあった。
だからこんなにあたたかい環境を残してくれていて、待ち望んでいてくれて、なんとも幸せだし、恵まれているな、と。
環境とか友達とか、意外とありがちな話題になってしまっているかもしれない。それでも、人のあたたかさがこんなにも沁みることはあまりないから、思い出になってしまう前にここに残しておこう。
悲しい、悔しい、そんな感情は威力も余韻も強力で、心身を蝕み続けてしまうことが多いけれど、今日みたいなあったかい気持ちが暗い気持ちに飲み込まれて見えなくなってしまわないように。そして、いつか心が翳った時に自分のことばを辿ってほんの少し、元気になれるように。
ともだちー!
誰よりも早く誘ってくれてありがとうー!
会えて嬉しいー!
待っててくれて本当に嬉しいー!
赤ちゃんみたいな私だけど、いつも支えてくれてお話ししてくれて、楽しんで一緒にいてくれて、幸せだよー!!
ありがとうーー!!
だいすきーー!!
わーーー!!
ohana.