思い出のスーツケース

ohmaworm
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公開:2025/10/8

ずいぶん長らく使い込んだスーツケースを捨てることにしました。

海外用のデッカいその子は大往生も大往生。経年劣化でプラスチック部分がぼろぼろ削れ落ちてきちゃったので、さすがに替えどき。

深紫のシンプルなデザインなんだけど、そのままだと手荷物レーンで見つけにくいから、買った当時にアクリル絵の具の白で絵を描いたんです。表には珈琲飲んでまったりしてる猫の絵、裏には飛行機に乗ってブーンてしてる猫の絵。そこに、今まで行った国々で買った国ステッカーをペタペタ貼り付けてある。

その絵とステッカーを眺めながら、使ってた当時を思い出す。

これ、特にフランスに行った時に大人気だったな~。

フランス、食べ物は超美味しいし美術館も最高だしすっごく良かったんだけど、まあ笑える程度のいじわる、っていうか、いけず、くらいかな?そういうのは受けましてね。まあ親切を日本基準で考えたらどこ行ってもアカンやろとは思うので思い出のひとつということでそれはいいんですが、例のスーツケースを持ってる間はね、超~~~~優しくしてもらった。道ゆく人が気軽に話し掛けてくれて、口々に「いいね!」「カワイイ!」って笑顔で言ってくれて、嬉しかったな~!

手荷物レーンで回ってる時も、国を問わずよく話し掛けてもらいました。

スーツケースなんて、投げられたりぶつかったり落としたりされるようなものだし、アクリル絵の具なんてすぐ剝げちゃうかな~と思ってたんですが、結果的に絵はほぼ無傷で歴戦をくぐり抜けてくれました。

最近は短い国内旅行くらいしかしてないので、スーツケースっていうより小さめのカート、なんならリュックでなんとかしちゃってるんですけども、また海外に行くとなったら、デッカい無地のやつ買って、アクリルで絵描こうかな。

@ohmaworm
日記です。