最近、とっても大事なお気に入りの指輪を家の中で見失いまして。結果として2日で見つかってだいぶホッとしたんですが、捜索活動に効力を発揮したのは、祖母が実行してくれた「おまじない」でした。
失せもの探しの流れはこう。
①指輪が見当たらないことに気づく
②思い当たる場所を全て探す×3周
③家族に「なくした」と伝える
④家族と一緒に家の中を探す
⑤祖母がおまじないを実行してくれる(椅子の脚に黒いタイツを結ぶ、というもの)
⑥思い当たる場所を探す×1周 →発見
失せもの探しのおまじないと言ったら、自分の中ではハサミを使うもので、祖母のおまじないは初見だったのだけど、それよりも不思議なのは、②と④でスルーされたのになぜ⑥で見つかったのか、という点。
実際、指輪はズボンのポケットにあったんです。でも②と④では最近使った覚えのある3着ぶんしかポケットを確認しておらず、4着目のズボンは⑥で初めて確認した。で、その4着目で発見に至る。
4着目のズボンは、なぜ②で確認しなかったのに、⑥では確認したのか…?
今回の私は、②と④時点ではまだ、「最近使ったズボンはここまでだよな」と思って、全ズボンは見ていませんでした。
でも⑥の時点では、一応全部見よう、と思ってるんだよね。
なぜか?
これがもし、「神頼みまでしているのだから、真剣に探し直そう」とか、「これで最後にするから、ありそうもないところまで探してみよう」とか思ってのことなら、おまじないは「ちょっとレベルを上げた再捜索」のトリガーになったのかもしれないな、と思った。
話を戻すけど、私の知ってる失せもの探しはハサミを使うもので、巷では「ちょっと怖い感じ」と言われている方法。
捜索レベルを上げるトリガーとして、「神」頼みとか、「ちょっと怖い方法」とかは、気を引き締めるのに役立つのかもね。
今回の私にとっての「神」は、祖母のタイツなわけですが、万物に神が宿るのが日本。指輪が見事見つかったその後は、祖母とタイツに感謝をのべて、崇め奉りました。