発表会が終わったので、バイオリンのレッスンはいったん終了しました。(もともと3か月だけの集中レッスンを申し込んでいた)
毎回ちょっとずつ新しいことを教えてもらっている完全初心者向けのサックスレッスンと違って、バイオリンの方は(幼少時に習っていたのもあり)1度のレッスンで教わる内容が量・難易度ともに高いので、「前回教わったことがまだ出来るようになってないのに、今週も行かなくては」というプレッシャーがあって、どこかでひと区切りが欲しかった。発表会終わりでしばし休止できるの、ほんとうにありがたい。
とはいえ全然満足にうまくなってるわけじゃないので、また教わりたいことが生じたら再開しようと思ってるんですが、しばしの休止にあたり、現時点で聞いておきたい質問を集めて、最終回に全部聞いてきました。
教わったことを練習して習得するまでには時間がかかるので、「やること」をできるだけ集めておいて、レッスン休止中の自主練でじ~~っくり消化していこう、という算段です。
で、最終回で質問したことの中にね、「音に感情を込めるって、どうやるの?」というのがあったんです。
超~~根本問題。今さらこの質問!?って感じだけど、聞かぬは一生の恥と言いますね。ハイ。レッスン料を払ってるのは私なのです。恥があろうがなんだろうが、ひとつでも多く持って帰らないと損なのでね!
で、それに対する先生のアンサーが、目から鱗だったんですよ。
皆さんは、バイオリンをやったことはなくても、弾いているところを見たことはあったりしますか?
じゃあ、見たことがある方にアンケートなんですが、バイオリンで感情豊かに演奏しようとした場合、がんばるのは「弦を押さえる方(左手)」と、「弓で弾く方(右手)」の、どっちだと思いますか??
…私は、「弓で弾く方(右手)」だと思ってたんですよ…!
なのに目から鱗だったってことは、つまり、「弦を押さえる方(左手)」、が正解だったんですよ…!!!
やいや、だってさ、見た目のイメージからして、弾いてる方(右手)で表現するっぽくない!?メッチャ情感たっぷりに弓を運んでるように見えるじゃん!!
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おうま「ひ、左手に感情を…!?左手は楽譜通りに弦を押さえる役ではないのですか…!?」
先生「まあまあ、頭で考えなさんな。歌を歌うときに発声するのは口だよね。頭でイメージした弾きたい音を、左手で発声するつもりで、弦を押さえてみて」
おうま「(…ええ~~??)(怪訝なプーさん顔でやってみる)」
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結果。
今までの練習は何だったのか?というほど、ガラリと音が変わりました。良くなってる。
嘘ォ~~~~~!!!????
え、私、ちょっとまって、それを知らずに幼少時に何年もやって、大人になって再開してからも1年近く練習してたって、ワケ~~~~~!!!??????
だいぶショックですが、過ぎたことは気にしてもしょうがないので忘れるとして。
いやあ………レッスンって……先生って………すごいね…………。
ひとりでやってたら一生気付かないかもしれないことを、たった30分で教えてもらえるんだもん、すごいよ。
正直、バイオリンの練習はけっこう行き詰まり気味で、気合で続けている状況だったのですが、音がひと皮むけたことにより、だいぶ前向きな気合を再注入できそうな感じになってきました!
や~~~、よかったよかった!!
最終回にアホみたいな質問する人になることを、気にせず攻めて、よかったァ~~~~~~!!!!!!!