近況というと、なんとなく気分が晴れなくてひたすら眠っている。と思えば、よく分からないタイミングでスイッチが入ってそのまま数時間くらいあてもなく歩きまわるようなことをしている。何を考えて歩いているのかと訊かれるが、特に考えごとはしていないし、走っている車とかすれ違う人とか、家々のきらきらした明かりとか、アスファルトの細かい模様を眺めています。
こないだは同期と金曜の仕事帰りに飲んでみたらテンションの収拾がつかなくなり、別の同期の家に転がりこんでそのまま朝までそれぞれの人生観と人間関係について話していた。大学生すぎる。ほぼ寝ないまま昼下がりに解散し、その帰路、気まぐれを起こして数時間後から始業するタイミーを申し込んでいた。息つく間もなく深夜まで無限レジ打ちの労働を行い、まだ電車はぎりぎり走っているのに1時間歩いてようやく帰宅した。そういう感じの神経伝達物質による異常行動が止まらない。
人間は裏切るけどプログラミングは裏切らない、みたいなことをぼんやり思っている。それなりに可愛がってきたつもりだった前職の後輩にマルチ商法の勧誘をされ、面白エピソードが得られたという手ごたえを味わえたが、やっぱり地味にショックだったのかもしれないな。前職ではわざわざ着飾る理由がなかったので真面目かつ手抜きの恰好で通勤していたのだが、後輩と待ち合わせ場所で合流した時、「え？雰囲気変わりました？」と驚かれたことが印象的だった。たぶん、舐められていたのだろう。てか2回リスケされたしな。あんたが見ていたものこそが偽りだよ。