京都ひとり旅の後に考えたこと 1

西陽
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SNSはモノと経験を見せびらかすところであって、それはお金と機会の自慢であると思う。(特にわたしの周りのひとたちは自慢 というほど図々しい意図がない(ことの方が多い)ということもわかっている。し、純粋にあなたが楽しそうならそれは嬉しい。)

わたしはそれなりに裕福な家庭に生まれ、わたし自身貯金も得意なのだが、田舎暮らし、家庭的事情から 機会 をよく見送っている。その生活を送ることで見送った機会に限っての経験は目の当たりにするたび喰らう。 こんなことをかなり多く経験している。SNSを始めた高校生のときからずっとそうで、その癖は今もなかなか抜けない。ライブはやっぱり生(なま)というだけでなく生命そのものであるよ、と思う。経験して、その良さを深く知っているからこそ。

最近、読書と編み物とほどほどの頻度の旅を趣味に移行することを心に決めた。ここにほとんど 限られた機会 というものは関わらないのでとてもいい。

その駆け出しである京都ひとり旅はとても良くて、鴨川で夕空を観て、わたしはどんなお金持ちよりもどんな機会ありきの経験をした人よりも、ただこの川辺の時間を楽しむ人の方が羨ましいと思った。顔が綺麗なひとよりも、スタイルのよい人よりも、ブランド物を身につけている人よりも、何倍も。

わたしの今の「羨ましい」のすべては、豊かで穏やかな時間。

そんな感じで自室を豊かにする計画を始めた。手始めに、作業机によい緑色のデスクライトと、それからデザイン性のよいブックエンドを探しています。もしよいものを見つけたらご連絡くださいな

@okaeri_o0
noteには晒せないちょいとパーソナルな思考/志向/嗜好