スモールビジネス・ソロプレナーを見据えたキャリアデザインをのんびり始める

okodoon
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公開:2026/4/26

これまで

前提として、僕の実家はお寺である。新卒の就活終盤あたりから自分の意思決定を生来の制約(呪い)から逆算してデザインするようにしている

  • お寺に入ってもリモートで楽しく働けそうだから、別業界の内定を辞退してITに低給で無理やり飛び込む

  • お寺に入ったらビジネスの楽しいところ見られなくなりそうだから、BizとDevの中間で両方の景色が見られそうなデータ周りにポジションを置いてみる

  • お寺に遠くない将来入ることになるから、色んなフェーズが経験できそうな成長企業に入ってみる

今の所のこの人生で楽しめているしこの選択は良かったかなあと思えている。

制約(呪い)があることで多少不安定な道に見えても「やるぞー」と腹を決めやすかったりもする。

but 未来のキャリアプランを考えると

  • ある程度複雑な物事を推進する実力がついてきた

  • 「住職しながら〇〇」というキャリアのゴールが見えている

  • LLMによるホワイトワーカーの代替が始まって会社に必要な人数が加速度的に減っていくことが予想される

これら状況の中で、自分のキャリアプランをどうしようか考えた時にスモールビジネスのオーナー・ソロプレナーあたりが良さそうだと思っている。

僕の認識しているスモールビジネス・ソロプレナーの定義が以下

なんで良いと思ったの?

僕は事業をスケールさせることにあまり興味がないというか、事業をスケールさせようと意識することによって本質的な価値がブレることを嫌う節がある。

これは多分お寺周りのいろいろを見ているからで

  • 本質からずれていて教義には何も記載がないのに集金のために徴収される無駄に高い戒名代や無駄に高い葬式代

  • 本来「無碍の教え」から差など無いはずなのに、「寺格」という考えを導入して格にお金を払わせ、寺間に無駄な競争を発生させる。

こういうことが僕の人格形成に影響を与えている。(うちの父はこの辺りちゃんとしていて僧侶として尊敬できる)

そういう色々拗らせた僕にとって、ソロプレナーってのはとても好きな考え方だと思えた。

ソロプレナーは「拡大しないこと」を前提に設計されたビジネスモデルを選びます

以下の記事から引用

そして、この動き方は

  • LLMエージェントを使った一人起業が格段に楽になってきている

  • お寺を継ぎながら自分らしく働くという世界観と両立が可能

  • 今後会社を構成するのに必要な人数は激減していくであろう

これらの状況にもマッチしていると感じた。

なんでこっちじゃないの?

パッと思いつくキャリアプランとして`フリーランスへの転向`や`特定の企業で出世コースを駆け上がる`という選択肢が思い浮かびますが

  • フリーランス: すでにLLMがコーディング能力面で人間を凌駕してきており、ビジネス要件を的確なシステム要件に落とし込むような、今できていない部分ができるようになるのも時間の問題だと思っている。社内の既存メンバーだけでビジネスを拡張できるようになっていくと予想すると、外部の知的リソースを契約する意義が薄くなっていくはず。

  • 出世を頑張る:マネジメントという領域にリソースを投資することが現時点でレバレッジが効くかというとそうではない気がしている。大LLM時代において、今のマネジメント業務に要求される結構な部分が将来不要になる気がするので。

    • あと、マネージャーは組織のビジョンへの強い共感とコミットメントが要求されると思っているので、お坊さんが兼業でやるものでもないと思っている。

こう考えてこれらの選択肢は切り捨てている(もちろんこの意見が絶対に正解であるなどとは思っていない)

じゃあ何してるの?何するの?

なんかごちゃごちゃ言ったが、すぐ独立みたいなことはしないでしばらく全力でお仕事には取り組む。なぜならこのビジネス最前線の景色を僕はあと数年で見られなくなってしまうかもなので。

ただそれとは別で「スケールを目的としない」+「最小人数起業」をテーマにした起業をしてみている。

この起業を通して税金・経理・事務手続き的なところの仕組み化を色々試行錯誤している最中。この辺りの知識と経験は僕の将来の姿に強く影響を与えるので。

あとはローカルLLM用にMacMiniを強めのスペックで購入して、コンピュータを買うだけでやりたいことがその分増やせるような状態を構築しようと目論んでいたり

本当にやりたいことは「お坊さんやりながらお寺の敷地内でスパイスカレー屋さんを開店」なのでスパイスカレー作りも日々練習している。

「必ず未来から逆算して動け」という前前職の師匠の教えに改めて感謝