しずかなインターネットへの美学

okunokentaro
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私はしずかなインターネットをおそらく高頻度に投稿するヘビーユーザーに分類される。そんな私のしずかなインターネットに対する考え方、向き合い方、書き方を記しておきたい。まとめて、美学とする。

自分の中で、しずかなインターネットはいつ投稿してもよいものとする。真夜中でもいい、昼間でもいい。書きたい時に書き、載せたい時に載せる。誰にも通知が飛ばないため、夜中だと迷惑かもという考えを持たなくていい。

頻度も自由でいい。これは購読者に対して購読リストを圧迫させてしまうが、しずかなインターネット自体のスタンスとして『文章書き散らしサービス』を謳っている以上、ありがたく書き散らさせていただく。

もし購読者がこれを投稿のしすぎだと不快に感じたら、それは不快にさせて申し訳ないのだが、感性の違いということで遠慮なく購読解除をしていただきたい。

文体は基本的に「だである調」だ。なぜなら、これはいわば長大な独り言だからである。独り言にですますは付かない。ただし、だである調としての統一にこだわりすぎない。ですますがしっくりくる内容なのであれば、統一感よりも書きたさで判断する。書きたいように書く。

内容には愚痴を含めない。これは徹底している。何を書いてもいいからこそ、楽しいことばかりにしたい。愚痴は書いている本人のストレスを溜め、読んでいる側の不信感を募らせる。私ならば、いつも愚痴ばかり言っている人より、いつも楽しい話をしている人の側にいたい。愚痴に限らず、社会通念上多くの人を不快にさせるであろうと事前にわかる内容は控える。

ただし極端な恐れはしない。言いたいことは言う、書きたいことは書く。『ロバと老夫婦』になってしまうことはあるだろうが、申し訳ないがそれは感性の違いだと捉えている。

投稿前には一度すべて音読する。心の中でだが。句読点のバランス、助詞の歯切れのよさ、漢字やカナの割合などを確認する。すらすらと詰まらずに読めないようであれば、直すか削る。typoはもちろん直す。

感想レターにはいつもすべて目を通しています。ありがとうございます。

@okunokentaro
京都生まれで東京在住。様々なWebアプリケーションを開発し続けて10年。すきなものをすきと言っていたい。