諸事情でプライベートがトラブル続きだったせいで冷蔵庫の野菜の備蓄が出番のないままふてくされていたので、日の目を見させることにする。
野菜を大量に使いたければスープ類、だがなんとなくシチューやカレーの気分ではなかったので、豚細切れでも入れて豚汁風にしよう。
豚汁を豚汁たらしめる要素には豚肉はもちろんのことだが、ごぼう、大根といった根菜類の貢献も大きいとは思う。しかし今回はスーパーに買い出しに行く類のレシピではなく在庫処分だ。キャベツ、ニンジン、タマネギ、ニンニク、ショウガ、この少数精鋭で攻める。
ニンジンは長めに煮るのでチンせずに、銀杏切りにして油を引いた深めの鍋で炒める。豚こま、刻みニンニク、刻みショウガ、くし切りのタマネギを加えて炒める。キャベツはどうせ縮むので一口大からやや大きめに切り分けておく。
ざっと塩をして3分程度、豚肉の生焼け部分が無くなる程度まで加熱したらキャベツ。水1L、日本酒200cc、粉末だし適量、魚粉適量、薄口醤油ざっと、白だしざっと、スティックシュガー3gを加えて煮る。この時の味付けは、あとで味噌がガッツリ入る前提で塩味薄いなーくらいで十分。
5分程度煮たらアクを取り、ニンジンの固さを見つつプラス10分。仕上げに味噌を大さじ3加えてよく溶く。味噌の量は正直好みなので、塩分とり過ぎにならない範囲で好きなように。今回の量はたぶん世の中のレシピよりちょい薄め。
仕上げに黒七味。付け合わせはセブンのほっけ塩焼き。容器底上げなどでよく非難されてるセブンイレブンだが焼き魚は嘘をつかない、これはストックしておいて間違いない。あとは写真外にレンジ調理のごはん。
たまにはこういう和っぽい和もあり。豚汁は食べ切れる量じゃないので明日も再利用していく。