何も考えずにただアーリオ・オーリオを

okunokentaro
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脳のリソースが枯渇したのである。

そんな日は何も考えずに、無心でスパゲッティを茹で、無心で炒めていたい。

湯を沸かし、塩を加え、スパゲッティを9分茹でる。ソース作りはそれからで十分。まだソースを何にするかは考えてすらいない。

フライパンにオリーブオイル。潰したニンニクを刻み、フライパンに投入し弱火で加熱。ニンニクは冷凍庫に常に置いておくと便利だ。チューブニンニクも使いはするが。

ソースを作る。カルディのブルスケッタというざく切りオリーブの小瓶があるので、賞味期限が迫ってきている味噌と適量ずつ合わせ、白ワインで伸ばす。醤油、少しのオイスターソース、味を見つつ少しライムジュース。

味噌風味にはオイスターソースを重ねると、意外と馴染んでくれつつ味に深みが出る。

麺が茹だったら、茹で汁をフライパンに加えよく混ぜながら、湯切りした麺を投入。ほどなくしてソースを全量加える。1分強加熱して味見、少し足りないようならザッと醤油。仕上げに粗挽きペッパーと、彩りが寂しいため一味唐辛子。

「映え」なんて気にしない。ただ手近にあるものでつくる味噌アーリオ・オーリオはうまいのである。

@okunokentaro
京都生まれで東京在住。様々なWebアプリケーションを開発し続けて10年。すきなものをすきと言っていたい。