先日高速で沼津まで行ってきたが、その際うちの車に搭載されている自動運転機能に大層世話になった。
レベル2自動運転なので手放し運転はできないのだが、前の車が減速したら車間を維持したまま減速したり、サグ部で上り坂に切り替わっても自然に目標速度まで加速を始めてくれる。
これのお陰で東名高速の走行中の8割はアクセルを踏んでいなかった。急な事態のためにブレーキをいつでも踏めるようにはしておかないといけないため、靴を脱いだりあぐらをかいたりすることは厳禁だが、こまめにブレーキとアクセルを踏み替えていると足首が疲れてくるので、その点は非常にありがたい。
渋滞時の10-30km/hがこまめに上下するような徐行時も、前の車の加速や停止に伴って車間距離を維持したまま自車が移動してくれるのは本当にありがたい。渋滞時のブレーキワークはとにかく疲弊するからだ。この機能は高速に限らず、沼津の海沿いのような追い越し禁止の片側1車線道路でも有効なので、とにかく運転が楽だった。
アクセルとブレーキの踏み替えが運転の醍醐味とする方もいるかもしれないが、たぶんMTでの半クラとギアチェンジこそが醍醐味とされた時代を繰り返しているのだと思って、自分は進んで新機能を享受している。
中古車を買うか新車を買うかは悩んだが、このように最新技術を楽しめるだけでも新車を奮発した甲斐があったなと思う。