昆布水デビュー

okunokentaro
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神田・三馬路の昆布水つけ麺である。つけ麺といえば極太麺・魚粉系なイメージを持っていたので、近年流行りつつある昆布水つけ麺はいつか行こうと思っていたが、機会に恵まれた。

中太でツルッとした小麦が香る半透明の麺、噛み応え十分の弾力で、ライムの香りから、どことなく冷麺の雰囲気を思い出す。昆布水の一口目の「ん?」となる感じから、何口も進めるごとにじわじわと実感するグルタミン酸の旨み…。ほう、これが昆布水か…!

藻塩やぶどう山椒、ブラックペッパー、柚子胡椒だけでしばし麺だけ楽しむ。味変が楽しい系のつけ麺は好きだ。

つけ汁に手を出す。鶏油がたくさん浮いたギラっとした液面は昆布水のサラッとした雰囲気とは対照的。コクのある塩スープに濃厚な鶏油、そして小松菜の青い食感と香りがアクセント。

鶏油のお陰で湯気すら立たずかなり熱いため、キンキンに締められた麺と合わさって絶妙な温度に。麺はつゆにくぐらせると食感が変わり、一気にズバズバとすすれてしまう。麺だけも、つゆありも、楽しみ方が全然違う。これは面白い。

そして昆布水にトッピングされた、まるで生ハムのようなチャーシュー。これがまた塩強めでガツンとしたうまさ。さっぱり味の麺と合わせても丁度いい塩加減。

全体的に多様な楽しみ方ができる、贅沢な内容だった。昆布水つけ麺ジャンルも開拓してみたい。

@okunokentaro
京都生まれで東京在住。様々なWebアプリケーションを開発し続けて10年。すきなものをすきと言っていたい。