どういう歳の重ね方をするかはわからない

okunokentaro
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私はいま35であるが、15のときの25、25のときの35に対しての予想は全く当たらなかった。この例で考えるならば、いま予想する45は間違いなくはずれる。

この10年で、とにかく接する人の数が増えた。業務上、あらゆる方々とやりとりをすることになるが、そういった人々が移り変わるのではなく、単純に増えている。

そして、物怖じをすることがなくなった。25というと社会人経験はあれど、まだまだあらゆる経験におっかなびっくりだったし、コミュニケーションの距離感も下手だった。よくまあ周りの先輩諸氏には優しく接してもらったものである。今はもう、大抵の厄介ごとや大人の揉め事も経験している。多少のことではなんとかなるということを知った。

この歳になると、ある意味失礼な話ではあるが、粗方の初対面の人間が「自分の知っているパターン」に当てはまる。どういう温度感でどういう距離感の人なんだな、それが分かればあとはそれに応じて自分もついていけばいい。自分は人見知りな方だと思っていたが、もはやそれも今は定かではない。

自分の性格を自分で説明できる…などと言っている間は自分の見えていない側面がまだまだある気もするが。とはいえ、とにかく毎日楽しく幸せに生きる。これが何よりのポリシーであり、案外このポリシーは20年前からブレることなく続いているんだな。

@okunokentaro
京都生まれで東京在住。様々なWebアプリケーションを開発し続けて10年。すきなものをすきと言っていたい。