この前の餃子で使ったニラの残りが早くもしなびつつあるので食べ切りたい。ニラはあまり頻繁に買わないが、足が早いことを学んだ。
ラーメンは手っ取り早くマルちゃん ZUBAAAN! 横浜家系を使う。茹で用とスープ用に湯を沸かしておく。
しめじをいい感じに刻み、たっぷりの鶏油で炒める。ここで軽く塩。ニラは3cmごとに切り分け固めの部分と葉の部分に分けておく。卵は今回は全卵3個をよく溶いておく。卵液にも軽く塩。
全体の味付け用に、シャンタンチューブ少し、オイスターソース少し、それを伸ばすだけの日本酒。ラーメンスープが濃い目なので、ニラにさっとまとわせる程度の量で十分。
しめじに焦げ目が付きはじめる頃に湯が沸騰するので、麺を4分茹でる。丼は温めておく。
ここからは時間勝負だ。ニラの固い部分を加えて1分ほど炒めたら、フライパン全体に合わせた調味料をまわし掛け、ニラの柔らかい部分を加えたら30秒強火。ニラはすぐ火が入るので、ここで一旦しめじとニラは皿に逃す。
フライパンの油や調味料はそのままで、そこに溶き卵を入れる。最初はスクランブルエッグのように混ぜながら、固まり始めたらすぐに具のしめじとニラを加え、全体をよく混ぜる。丼に乗せる想定で、ここである程度整形しておく。
麺が4分茹ったら、卵のフライパンも火を止め余熱に変え、盛り付けに入る。丼にスープを張り、麺を入れ整えて、ニラ玉を乗せて、コショウを振る。ハイボールを添えて、完成だ。
この辺のふわふわ卵やニラの炒め加減は、全て餃子の王将を食べて育って学んだようなものだ。ニラは加熱しすぎないのがポイントである。卵全体が鶏油のコク深く、うまい。