【1話】
すでに1話から弟の話をし始めるとやめられない止められないノンストップブラコンお兄ちゃん。最下層ハンター時代よりも前だけども既に口が上手い。
弟を育てるために大人達の間でこうやって立ち回ってきたんだろうなーというのが滲み出てる。
でも、口が達者で要領よく立ち回っててもモンスターに襲われた時に自分だけ逃げずに助けに行こうとしてる時点で
自分以外を大切にする事が性格のベースになってるいい人なんだよなーとしみじみ
この回でしか「普通の日常を生きてきただけ」の普通の青年ユジンの表情が見られないので貴重な回
【2話】
辛くて何度も読めてなかったんですが、よくよく見たらユミさんの紹介写真の右端に一緒にユジンが映ってるって事は、このメンバーが兄さんを受け入れてくれたギルドメンバーなんですかね…ユミさん、弟の学費って言ってる所とかいい人感滲み出てて兄さんと共感しそうですよね
で、その報道を生き残ってしまってテレビで見てる兄さん…そりゃ酒浸りにもなるよね、うん…
スマホ画面割れてるのも、兄さんのやるせなさ、悲しみ色々感じる
(魔法石の背景のとこもよく見たらユヒョンとイェリム、めっちゃ見切れてる頭だけの人はヒョンジェさん?描かれててびっくり)
回帰後の表情の明るさを見ているだけに、この時の帽子に黒マスクで表情隠してうつむき気味の兄さんほんとつらい
回帰前兄さんのこの扱われ方よ…こんなのが日常茶飯事じゃそりゃ精神も鍛えられる、というかこれで折れてない時点で本当すごいよ兄さん。
その後のスキルをかける為の言い回しのうまさ…口だけじゃなくこういう流れに会話持っていけるの本当頭がいい、あと色んなものを飲み込んでるのにニッて笑ってる兄さんの表情めっちゃかわいいんですが…
うぅ…でも松葉杖ないと歩けなくなってる上にこの扱われ方をする兄さんは見るの辛い…
【3話】
ダンジョン入った所で全体の布陣から見える疎外感、戦闘に参加しないから当たり前かもしれないんですが兄さんの孤独感を感じる
そして3話で描かれるこの時のすれ違いがほんと先を知っていても知っていなくても何度見ても悲しい…
(背景の絵のさりげない描写でバイト先の奥さんも亡くなっていた事がここで発覚してるのに気づき…もしかして引越しのアルバイト辞めたのもこの辺りと関係あるんだろうか??)
【4話】
回帰前ユヒョンとユジンの貴重な会話シーンのある4話
兄さんに対して冷たい感じのユヒョン、ここでしか得られない栄養もありつつ裏にある気持ちを知ってるだけに心が痛い…うぅ
ユヒョン、ずっと守ってきて、今も守る為に来たのに、兄さんが目の前で死のうとしてるの見るのなんてどんだけショックだったろう。
そして自暴自棄になった兄さんも、8年間これだけ拗れてて、口では色々言ってても信じる気持ちを捨てられないからこそ足掻いて、疲れてしまったのかな。
このシーンの描写だとパッと見投げやりになってしまっただけのように見えもするけれど、その前のシーンで自分を庇っている事で弟が苦戦している事もすぐに気づいて、そういう目端がきいて頭の回転が速い兄さんだからこそ、弟の迷惑になるからという理由をつけて弟を守る為に自死を選んでるようにも見えるんですよね。(小説版ならもっと心理描写があるんですかね…?)
【5話】
両親のお葬式回想シーン、この時はまだ弟の方が小さかったんだなぁ…どのタイミングで抜かされたんだろ?あとお兄ちゃん呼びが兄さん呼びになったのはいつなのかも知りたい…
そして最愛の兄さんを守って兄の腕の中で死ねた弟と腕の中で最愛の弟の命が自分のせいで消えていく拗れまくったブラコン兄弟よ…(弟に抱えられる兄さんは色んなパターンでよく登場しますが弟を姫だきする兄さんはここでしか拝めない…うぅ)
ここで「最後のお返し」とか、ほんと精神的にキツいスキル相手の記憶が流れ込んできた時に知りたくもない事を知ってしまう事もあっただろうし、逆に知ってしまってどうにかしたいと思ってもその相手はもう死んでるから、兄さんからもう相手には何も返せない。弟のパターンは後者の最悪パターンですね。これ兄さんは修羅場の数だけ経験してきたんだもんなぁ…
「本当にバカなやつ」って、この時弟の血から武器作るの、仇撃ちを弟の血でって…ほんともうほんと…この兄弟…
その後のユヒョンの記憶シーンで追い討ちで兄さんの精神を滅多刺しですよ。回帰前って本当もう容赦なく兄さんの精神をえぐる描写が多くてつら…
ところで記憶シーン内の兄さんの足の件でユヒョンがブチギレて始末しているとこから見るにこのブラコンさんは兄さんに何かやった人(ダンジョンの中で死んだ人以外)は兄さんの知らぬうちに全部ナイナイしてしまっている可能性高そうな感じですよね、あ、当たり前ですよね。はい。
うーん、回帰前は海淵のメンバーのどこまでがユヒョンが実は兄さんを大事にしている事を知ってて芝居に付き合っていたんだろうか…?
シミョンさんは始末しろシーンにいるので多分知ってる、ソンハンさんは回帰後に「家族思いの〜」とユヒョンを評しているので知っていた可能性が高いのかな。
あと戻って読み返してるとここでシステムが願望石を出してきたのは何か意図がありそうに感じるのですが?
ディアルマも願望石の事を知ってたので超越者達にとってはそこそこ馴染みのあるアイテムなのだろうか?
消費アイテムっぽいので複数個ないのであれば、もう一度出すことは出来ないのだから誰に渡すかって結構システム的には大事な部分ですよね。
なのに「死んだ人も蘇らせられた」と横道者がゴメンしてて、しかも最初はなんで騙したか「言えない」その後も「事情があって」という事しか説明が漫画内ではないのもなんか引っかかるー
ここで「なんでも願いが叶うアイテム」が出てくれば横道者の人達だって願うことなんてすぐわかるような気がするし…
むしろ時間を戻すことを兄さんに願わせるように仕向ける為にそういう風に言った可能性もあるのだろうか…?
(単純に回帰前の状態だと世界がなくなる可能性の方が高くなっていたので、世界の中の人間であるユジンを使って時間を稼いだのか、この時点でディアルマとユヒョンが2回目の契約してしまっていることもシステムが知っていればなかったことにする為に仕向けた可能性?)
あと他に貰ってたゲート石とかは時間を戻したから受け取っていない扱いになってるのだろうか?(兄さんが起点で巻き戻しだけどイベントリは兄さんの一部扱いではないのか…?)そうするとシステム内に存在はしてるので、そのうち消費されていない「赤い竜の大剣」もどこかで出てくるんだろうか?
色々気になる点が多いのですが、いずれにせよここでユヒョンが生き返っただけでは本当の意味でハッピーエンドには辿り着けない選択になってしまっていただろうから、兄さんは後々色々後悔してしまうけれどこの時点では最高の選択だったんだろうな…
しかし、生き返らせられない→色んな可能性が頭をよぎるけれども→時間を戻すという方法に辿り着いて、しかも戻す期間の指定も的確に出来てる兄さんはやっぱり頭の回転が速い気がする。
そして回帰後!ここでギュッとハグからの初めての愛してるですよーーーー!
待ってました!ここまでのシリアスな展開苦しかったけどこれが、コレがあるから読めるんですよー!!!
3年ぐらいなら兄さんの愛してるで解決できるレベルでしか拗れてなかったんだなー愛が全てを救ってる!
そして背景に出てきてるユジンの学生時代の制服姿ー!あーユヒョンの笑顔もかわいい、かわいい!!
(ちなみにユジン兄さん回帰前の30歳近い時と回帰後25歳の外見が全く変わらない気がするんですが回帰した兄さんの肉体的には25歳なんですかね??)
ーーーー蛇足
回帰前のユジンの個人的テーマソング:平井堅 ノンフィクション