読みたくない人もいるかもなので一応！
実家の猫が亡くなりましたという話です。
心の整理のためなのでいつも以上に文脈がバラバラですが、まあ、すみません。
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人間が絞って絞って絞りきってもう空っぽのちゅ〜るをまだ追いかける猫
ハイパースペース・猫
指ハートしたらカリカリを持ってると勘違いして喰らい付いてくる猫
ドリル・猫
実家にいた頃、晴れの日はよくこうやって私が絵を描いているそばで日向ぼっこをしていたかわいい猫
何故か私の部屋が地味に好きだったみたいで、冬は机の真横に設置したヒーターの前から動かず、エアふみふみしたのち腹丸出しで寝てるところを眺めながら課題をしてたなー。脇を揉んでやるとそのまま腕をぐーっと伸ばしてエアふみふみ始める。そんな猫初めてだったからマジの初見の時大ウケしたな
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実家が物に溢れていてごちゃごちゃしているので載せられないけど、もしSNSであげていたら間違いなくコイツはバズり散らかす大スターだったな！！、という話を家族や友人間でよくします。友人にもめちゃくちゃ大人気なんです。天下一だと笑ってくれる人もいる。本当に本当に面白いやつだった。実家にはこの子を含めて3匹の猫がいて等しく愛していたけど、それでも少し特別だった。
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愛くるしい猫だった。タワシのようななんとも言えないちょいゴワの毛並みを 走れば左右に大きく揺れ、寝転べば重力に従い流れ落ちるデロンデロンのルーズスキンを 幼い頃発症した耳血腫の後遺症で餃子みたいになった左耳を 常に少し出ていた八重歯を 何故か片側だけちりちりだったひげを 怒られると頭ではわかっているから顔をくしゃくしゃにしながら恐る恐るおかずに手を出す謎な大胆さを 少し筋肉質な兄とは違い標準な範囲で脂肪だらけだった図体から発せられる高くてか細い鳴き声を、ぜんぶ丸ごと愛していた。頭のてっぺんの毛がよく立っているのがなんともかわいいから、いがぐり坊やとも呼んだなあ。
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私が長時間湯船に浸かることが多いと気付いたのか、いつからか恐る恐る浴室に入ってきては半分開けた蓋の上に飛び乗り一緒に暖まったな 私はその「長風呂」が結構悩みで、早く出なきゃ早く出なきゃと思いつつも出られなくて(これが怖すぎて今住んでる家はシャワールームしかない)、風呂に入ること自体が苦痛になっていたんだけど、猫がついてくるようになってからは猫が満足して風呂から出ていくタイミングで「じゃあ私もあがって頭洗お！」ができるようになった。猫が来なかった日は相変わらず出られなかったけど。ちなみに他の家族は風呂に入ってくるということは特になかったらしい。別に常に一緒、というわけではなかったけど、私が特別だと思っていたように、猫も私のことを多少好いていた。気がする。
あーーー思い出しかなくて困ったなあ！！！！7年(厳密に言えばともに生活をしていたのは5年)って本当にあっという間だったけど、その時間以上にもらった思い出がいっぱいで。むしろまだ7歳だったんだ！？ってびっくりしちゃった。たくさんたくさん笑わせてもらって、幸せにしてもらったのに、最期のときに一緒にいてあげられなかったこと 猫に対しても実家にいる家族に対しても後悔でならないです。またね、と言ったけれどそれはもう叶わない。
それでも、去年会いに行けて良かった。すっかり痩せてしまっていたけれど、お風呂には来てくれなかったけれど、たくさん撫でて、ありがとうって言えて。良かった。
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病名を宣告されて3ヶ月、よく頑張った。誰よりも食いしん坊な子が食べられないの、辛かっただろうな。また次お腹が減ったら実家にはもちろん私の今の家にもいつでも遊びにおいでね！まあ水しかないけどね。
わたしもこれ以上腎臓拗らせないように気をつけます。君がくれた今をこれからも生きていくよ。
ラブ！