山のなかで配達の仕事をしている。でも事務室は広く40人くらいの規模感で人がいる。朝礼で各班が区分棚のまえに並び、窓側の班に例の人のために欠区ができていると通達がある、「◯◯町入れる人?」と全員に訊かれ、多くの人が手を挙げる。そんなにいることに違和感を抱く。「五十嵐町入れる人?」の質問に多くの人が手を挙げるなか、私が「どこだよ」とつぶやくと隣の班の班長がGoogleマップを印刷した地図で五十嵐町を蛍光ペンでマーキングする。そこは私が取り囲むように配達していた川沿いかつ街道沿いの小さな町、小字だった。なので私が配達に行くことになる。山道を登っていく、かなり暗く、バイクの前照灯のなか、茂みのなかに鹿が映る。だんだん深く入ると動物の色彩がリアルポケモンのような黄と黒になり、一瞬だけ虎かと思う。人慣れしておらずエンジン音にも逃げずに野生動物は次々と姿を現す。羚羊が出てきて攻撃しようとするので山道を引き返して逃げる。そのとき茂みから真っ黒が小熊が飛び出てきて、死んだと思う。
夢日誌。誤記 goki.her.jp