逃げているヤクザを追っていて、潜入捜査のため私はその付き人になる。そのヤクザは細身の、先輩ヤクザたちの弟的な存在。金髪の先輩ヤクザと同じソファに座って「おまえにもう一度組ひとつ任せるには変わってもらわねぇとな」とどつかれている、いや可愛がられている。少し外に出るというのでついていく。出かける時に先輩ヤクザに「晩飯つくるけど何か食べられないのとかあったけ?」と訊かれ、ヤクザが「磯辺焼き」と答えている。「じゃあ棒々鶏つくっとくわ」と言われている。玄関の外はショッピングモール三階の中庭、一階まで吹き抜け、あちこちに潜入捜査員が店員になりすましている。エレベーターに乗りこむとき慣れていないようにボタンを押す。エレベーターの扉がしまるとき、扉のすきまへ手で差し込まれて驚く。エレベーター外に同じアロハシャツの兄弟ヤクザがいて、「すまんのぉ」と言ってエレベーターを止めて何か話している。別れたあとヤクザはショッピングモール一階の出店で食器を買っている。ショッピングモールのとなりにあるパチンコ屋の前で煙草を咽みだし、私は合図を送る。組織が動く。
夢日誌。誤記 goki.her.jp