身近な人が伝える検診の重要性

onehap
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乳がんが発覚した2023年の大晦日。

ずっとずっと迷っていたけど、ついに乳がんを患ったことを公表した。

公表することでみんなに精神的な負担を与えるんじゃないか、かわいそうと思われるのかな、みんな辛いことはそれぞれ抱えているのに公表していいのかなと思って踏み出せずにいた。

でも、それ以上に身近な人だからこそ検診の大切さを感じてもらえるんじゃないかなと思って公表することにした。現に直接伝えた人に「検診行ったよ」と言われることも多く、身近な人が伝えることの大切さを痛感してもいた。

最近はXでも低浮上なので、数字としては伸びないかもしれない。それでも、身の回りの大切な人たちが自分のからだを振り返る機会になってくれたらうれしい。

といっても、正直なにをどこまで書くか、どのように書くかはずっと迷っていた。一般的には発覚の経緯や治療の経過を書くのがいいんだろうけど、それを書き始めると軽く1万字は超えてしまう。報告用のnoteはできるだけ多くの人に読んでほしいからそこまで長くしたくない。でも...の繰り返しで、5ヶ月くらい下書きを寝かせてしまった。悩みに悩んで、編集者の友人にも相談。その後もうんうん唸りながら、結局報告用のnoteと治療経過のnoteはわけることにした。

大晦日のすこし浮き足だった世の中に病気の公表という重めの話題をあげてしまったけど、みんな気にかけてくれて本当にありがたい。正直うまくは書けなかったし、緊張から堅い文章になってしまったけど、身近なわたしが伝えることで少しでもみんなの検診の意識が変わってくれたらうれしいな。

そんなことを思った2024年元旦でした。