何だかんだ今の職場10年後も居続けてそう〜とぼんやり思った。
悪いことはインターネットに書かない主義なので書かないけど、1番の理由は「辞める」より「続ける」方が楽だなと気付いてしまった事と、結局今日まで続いているという現実に気付いたから。
ただ「ここで休みたいけど他の人は出来ない仕事だからどうしても出ないといけない」で参加が叶わないイベントがあるのは毎年凹んでしまう。それをクリア出来れば自分の中で75点くらいの満足度にはなるので…。
転職ガチャで外れを引くよりは安心だなあ…って考えに落ち着いてしまった…。
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今の職場に勤め始めてすぐの頃は今より鬱の波が激しかったような気がするんだけど(自分の体感での話)、そしてその前は更に激しかったんだけど、「激しかったなあ」という記憶はあるもののその時の実感を着々と忘れ始めている自分に気が付いた。
たぶん、良い事。だってずっと忘れたいと思って苦しんでいたから。
とは言ってもいつ波が戻ってくるかわからないのがこの鬱の恐ろしさなので油断は出来ないのだけれど20代の頃よりは確実に落ち着いていると思う。強烈な不安感は定期的にあるけど強烈な希死念慮は年単位でしばらくないかも。(軽いものはある)
そして、自分が色々と忘れている事に気付いた時にふと周りを見渡してみて気が付いたんだけど、苦しい人って大抵過去を忘れられないでいる人だ。
過去を変える事は出来ないので、過去について解決する事はたぶん永遠に出来ない。でも何度も反芻して悩んでしまうんだな…と人を眺めていて思う。私も反芻の渦の中にいた。楽しい事をしていてもふとした瞬間に湧き上がってくるのがしんどかった。
なので忘れていく今に気が付いた時「こうしたら忘れられたよ!」というのを伝えたいと思ったけど、どうやって忘れたのかも忘れたのでわからない。なんでだろうね。
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いろいろな執着を諦めた気がする。
友達はいてもいなくても良い。周りに評価されなくても楽ならそれでいい。
職場で陰口を言われていても、時給分の仕事が出来ていれば良い。
デブでもブスでも良い。どうせ墓石になれば同じ形だから。
誰かの眼の前で私が失敗したとしても、いずれ忘れる。
すべては等しく骨になる。だから好きに生きていたいと思う。