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        <title>穏楽亭（おんがくてい） - しずかなインターネット</title>
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        <description>穏楽亭（おんがくてい） さんの記事一覧のRSSフィードです</description>
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            <title>穏楽亭（おんがくてい） - しずかなインターネット</title>
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        <copyright>© @ongakutei</copyright>
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            <title><![CDATA[シャドウボクサー（戯々草　第四段）]]></title>
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            <pubDate>Fri, 16 Oct 2026 03:26:50 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[近きころ、京のうちに盗人あまた出で来て、人々多く損なはるると聞こゆ。世の人のうちには、とく捕らへて、重く罪せらるべしなど、声高に言ひ騒ぎ、捕らへむさま、責めむさままで、いと猛く言ひ立つる者もあり。さる者に限りて、人を置きて厳しく守らすべき身にありながら、 身は安き所にゐて、息巻くこと多し。
　ある人と、かかることを語らひけるに、その人、うち笑みて、「世の歌に、かやうなるものこそ侍れ」と言ひて、歌ひ…]]></description>
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            <title><![CDATA[頭のいい人がする何々（戯々草　第三段）]]></title>
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            <pubDate>Wed, 14 Oct 2026 03:27:38 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[ある寺の僧、上の人のもとに参りたるに、われもその座にあり。僧のいふやう、「近きころ、世に、賢き人のすること、また賢き人のしざまなどいふ草子ども、いささか値高くて、人の求むなり」と。上の人、「それは、いかなることぞ」と問ひ給へば、僧、「もの言ふさま、思ひめぐらすさま、文読むさま、世を過ぐすさま、日ごろするわざなど、数多侍るなり」と申す。
　上の人、いとあやしと思したるけしきにて、「いかなる人の、さる…]]></description>
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            <title><![CDATA[不気味なもの（戯々草　第二段）]]></title>
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            <pubDate>Tue, 13 Oct 2026 15:17:26 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[ものおそろしきもの。大路や小路を、あやしきわざしつつ歩みありく人々。小さき板を、目離れず見入れて、あたりをも見ず、指にてせはしく撫でまさぐりつつ行く。さるさまは、なで物にわざはひを移さむとて、うち撫づるにやと見ゆ。また、あやしき薬など飲みて、その板より目の離れぬ身となりたるにやとも見ゆ。いづれも、ものおそろしく、いとわろし。
　たまたま板見で歩む人は、かれらに触れじと、つねに心すべし。さらずは、み…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[邪魔なもの（戯々草　第一段）]]></title>
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            <pubDate>Mon, 12 Oct 2026 11:03:34 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[ところせきもの。市にて物選ぶ女の後に、をのこつき従ふ。物入るる籠も持たず、ただ身ばかり大きにて、犬のやうにつき従ひて歩みありく、いとところせし。物ども並べたる棚の前に、ほけほけしきさまして立ちふさがりたるは、いみじうわろし。童を預くる所ならで、翁を預けむ所こそ、げにあらまほしけれ。
（戯々草　第一段）
【現代語訳】
　邪魔なもの。スーパーマーケットで商品を選んでいる女のあとについて回る配偶者。かご…]]></description>
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            <title><![CDATA[昔はこんなことしてたのよ]]></title>
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            <pubDate>Sun, 11 Oct 2026 12:51:37 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[「昔はこんなことしてたのよ、なんて言うようになるのかしらねえ」 
　そう言いながら、長いテーブルの端の女性が、卓上に山のように積まれた書類に手を伸ばす。書類は、人事が発信する管理職宛の書簡で、数枚の紙がホチキスでとめてあるものが、とりあえず百部程度テーブルの上に置かれている。書簡は、非管理職の昇給手続きの案内だ。昨日まで課長が印刷所に詰め、ぎりぎりまで手直ししていた。この女性は、普段は別の仕事を担…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[秤には載せない]]></title>
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            <pubDate>Sun, 11 Oct 2026 12:22:18 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[ボディソープを掌に取り背中にまんべんなく塗るようにして洗う。脚も同様にして洗うが、怪我の跡には気をつける。足の指の間は丁寧に指を入れて洗う。自分で洗える部分は本人に任せる。湯舟には入れないので、せめてシャワーの湯をまんべんなくかける。大人の身体を洗うことへの抵抗感は、最初の介助を始めた途端に消え去った。肉親だからかどうかは分からない。
 　これは、「やりたいと感じること」なのか、それとも「やらざる…]]></description>
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            <title><![CDATA[ご失業おめでとうございます]]></title>
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            <pubDate>Sun, 11 Oct 2026 08:14:23 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[「そろそろご失業ですね。おめでとうございます」
　勤め先で同僚からこう言われた。何とはなしに同僚の席に立ち寄ったときのことだ。同僚の表情も声のトーンも、阿弥陀如来のように善意に満ち祝意を含んでいた。こちらも来迎を受けたような心持ちで、ありがたく礼を述べた。そう、これは聞き間違いで、正確には「ご卒業」と言われたのだった。
　もっとも、ことの実態は「失業」だ。勤め先は学校ではないし、こちらは学生でもな…]]></description>
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            <title><![CDATA[読書の速度]]></title>
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            <pubDate>Sun, 11 Oct 2026 03:19:03 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[アンダンテやモデラートで読まれるべきいろいろな本をヴィヴァーチェで読み飛ばしてきたことに気づいたとき、もったいないことをしてきたと思った。 本は、それが求める速さでこそ味読できるものだ。
　好みの本にはゆるやかな速度で読むべきものが多い気がする。ならば、この先読める本の数はそれほど多くない。落ち着いて本を選ぶことができる。
（2026年3月31日 note）]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[誰が為にブザーは鳴る]]></title>
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            <pubDate>Fri, 09 Oct 2026 04:05:17 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[朝、溜まった仕事のリストを眺めていると、そのリストから手が伸びてきて、私の胸の奥にある「制御不能によるストレス」のツマミを捻る。ツマミの目盛が零から十で、朝の初期位置が二だとしても、リストから伸びた手は一気に六や七まで回してくる。慌てて優先事項を絞り処理順を決めると、リストの手は消え、ツマミは四あたりまで戻すことができる。
***
　働く者の心の内には、いろいろなストレスのツマミがある。自分の心の…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[表情]]></title>
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            <pubDate>Fri, 09 Oct 2026 02:28:06 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[上野の精養軒で食事をしたときのことだ。ずいぶん前の話である。
　親しかった人と、卓を挟んで向かい合っていた。他人と向き合う食卓では、笑みや冗談を交わすものである。こちらがそんな調子でいると、ふと視線が滑って遠くの卓が目に入った。
　年配の男女がいた。こちらと同じように向かい合って食事をしている。夫婦だろうと思った。二人は黙々と食べている。会話をしている様子はなかった。表情は動かない。
　つい、自分…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[聖夜の礼拝堂]]></title>
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            <pubDate>Tue, 06 Oct 2026 08:22:37 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[他愛のない会話をするためだけでも、会っておけばよかったと思うことがある。
　通っていた学校はミッション系で、ブラザーと呼ばれる修道士たちが運営していた。ブラザーたちは校内の小ぢんまりとした住居に住み、その住居の端には小さな礼拝堂があった。クリスマス・イブにはその礼拝堂に近隣の信者が集まってミサをした。ブラザーに声をかけられ、五年にわたりイブのミサで聖歌のオルガン伴奏をしていた。
　信者ではないので…]]></description>
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            <title><![CDATA[座ってみた？]]></title>
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            <pubDate>Sun, 04 Oct 2026 11:35:22 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[もう、ずいぶん昔の話である。　
　部長の娘さんが事務所を訪ねてきた。部長が急逝したのはその二か月前。急な葬儀では、私が職場を代表して弔辞を読んだ。彼の席はそれ以来、空いたままだった。もはや机上には何もなく、そこだけが殺風景である。この小さな事務所で、机に向かう彼の椅子には抗いがたい存在感があった。立派な椅子というわけではない。オフィスにある普通の事務椅子だ。だが、この椅子は部長が座る姿を象ったまま…]]></description>
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