今日もといつもと同じように外に出る。
どうやら晴れ女が効いてるらしく、今日も自分の出る時だけ不思議と雨が止んでいる。その間に私は急いで仕事に向かった。
会社の方は雨なのか、家近辺とは違って空の雲の色ががかなり暗い。街並みを歩いていると、どの店も家々も灯りがついており、朝だというのに夜に歩いているかのような景色をしている。
なんだか朝なのに夜の街を探索してるみたい。
いつもとは逆から見るその景色を見て思ったのは、夜遊びという悪いことをしている背徳感からくるワクワク感であった。
そんな私を店の様々な色のライトが照らした。