前回の話で何となく自身の作品について語るのもいいと最後に綴ったので、今日からは何か閃かない限り、ゆる〜く自分の作品やら創作の価値観を語っていこう。今日はざっくりとした創作の経緯。
……なんか一次創作鯖であるMisskeyDesignらしい話題を急にし始めて照れるな。別にノウハウだとか、コツだとか難しいことを語るわけではないので、読む人もゆる〜くいこう。
故によろしくお願いしますなんて言わないぞ
はじめまして、創作さん
創作を始めたのは特別なきっかけとかではなく、自然とそのような感じになっていた。
テレビとかリビングとかは自然と人が集まるから、他人はもちろん、兄弟や親なども含めた人が苦手だった私は、ひとり家の物置や寝室だとか日中は人が来ないところに籠っていた。
パソコンの部屋にあるプリンターからこっそり用紙を盗んで、鉛筆片手にこそこそ。聞いたり見たりしたものや、部屋にあるむつかしい本たちから知識を得て、それらをそれとなく構築して世界を作って、頭の中で遊んだりたまに絵にして出力したり。それが始まりだ。
現実を見た
皆に来たものは当然私にもやってくる。
簡単に言うと幼稚園や学校などが始まって、物置などに籠って高等遊民をしていた私も地上に降りて現実を歩まないといけなくなった。
気ままに描いていたものも妄想も「良い」という人がいれば、「どうかしてる」という人もいる。別にそのことはあんまり気にしなかった。
しかし……時間が減って、やんわりと一時的に自分の世界観から離れていった。
世界よりも友が楽しく、ゲームが楽しく、辛いことがあってもぎこちない足で歩いていった。
ふと、気がついたらただいま
妄想はやめたことはないが、ある時にふらりと実家に帰ってきたかのように頭の中に自創作の世界観が降りてきた。
学生の頃は美術部にいたりもしたというのに、あんまり妄想が捗らなくて。それよりも他人の考えた作品達が楽しくて見ては雑談していた学生時代だったというのに。我ながらてっきり帰ってこないのかと思った。
そんな時にTwitterというものが出来、リアルの友達と繋がっているアカウントの他にも創作アカウントなるものを作ってみて、アナログながら描いた絵は不思議と似たような創作者を呼んで、私も未熟ながらいつの間にか創作者になったのだ。
また歩き始める
そうやってやっとネット民になった私は『創作企画』というものを知って、ただでさえ人が苦手なのに少しずつ慣れての結果なのかこみゅにてぃ……なんて人々の集まりに飛び込んだのだ。
自分の主張を覚えて、他人への尊重を覚えて、時にはふんぞり返ったり、暴言やらに負けて凹んだり。良くも悪くも創作企画というものにはお世話になったし、なっていると思っている。
前に語った後悔にも向き合って続けれる限りは続けていこうと思う。無理せずに。
ここは……
そうして転々としているうちに、私が今お世話になっているところ……そう、MisskeyDesignに辿り着いた。
最初は活気に圧されて細々と……いや今もか?
まあそれはいいとして、ちまちまと創作を語ったり、皆の創作をワクワクしながら見たり聞いたりしてMisskeyDesignの住民のひとりとして過ごしている。
それが私の創作の経緯だ。
ここまでで色々と世界が見えてなかったが、色んな人の作品や創作語り、エッセイなどを見て「自分も過去を見よう」となってこのしずかなインターネットでつらつらと語っている。
最近というか近年は好きにかけてないことにストレスを感じていたが、今日買って読んだ本である吉田誠治さんの『TIPS!』を読んで知識云々よりも優しくも正しくてちょっと痛い言葉たちを見て「もっと自由に、沢山描けばいいか」なんて思った。
明日はなんか自由に描いてみよう、無茶苦茶を。いや、文字を書くでも曲を書くでもいい。
なんかすっきりしたので今日のお話はおしまい。