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アイドルを「推し」たくはない

砂(砂場遊びするこども)
·
公開:2026/8/13

歌って良し・喋って良し・仲良し六人組こと(私が勝手に言ってるだけ)SixTONESのファンになって半年くらい経ちました。

人生の中でアイドルにガッツリハマるのは初めて。いろいろと初めて触れる文化があり勉強中です。

アイドル文化というと最近は「推し」という言葉があれですね、有名ですね。有名・・・?市民権を得ている。

アイドルなので「推し」というより「担当」なのかもしれない。その辺の使い分けもよくわかっていない。「担当」についてもちょろっと後述するが、まずは「推し」について。

「推し」に持つイメージ

自分のファンとしての活動を「推し」「推す」という言葉にしたくないのである。「推し」は今やめちゃくちゃ市民権を得て広く使われているので、詳細な解釈は人によって違うと思うが、私は「推し」に「アイドルを高みへ押し上げる」「もっと有名になるよう応援する」という意味を感じている。ちなみに「応援する」も自分のこととしてはあんまり使いたいと思わない。

アイドルに上に行って欲しい、その夢の力添えをしたいわけではない。ただ好きでいたいだけ、楽しみたいだけなのである。いってしまえば単なる消費者として彼らの芸能活動を消費したい。その結果として彼らが更にステップアップしていったら良かったな嬉しいなとは思うけど、それ自体を目的にはしたくない。

いい大人なのでアイドルの仕事が金で回ってることくらい当然わかっている。ファンが落とす金が衣装になり、ライブの炎になり、ランキングの数字になり、評価になり、次の仕事になる。それはそう。

SNSでいろんなファンのポストが流れてくるようになって、思った以上にファン側がそういった数字や評価を気にして、自主的に数字と金を作り出そうとするムーブメントが強いことを知った。個人的には「推し」という言葉にそういった活動も含んだ意味合いを持たせてしまっている。

仕事でやってるやつを趣味でまでやりたくない!

↑この記事の要旨はもうこの一文です。もう終わった。

ネットで様々な数字が一般人でも見れるようになっている。視聴率、販売数、各種ランキング。こういったものの数字をあげるための戦略的手段を発信しているファンの人を結構みかける。例えば

・集計日にあわせて〇曜日以降にお気に入りに入れよう

・予約するなら〇日までにしよう

・発売日に強力なライバルがいるから今回は特に枚数買おう

・ランキングに反映する手段で視聴しよう

みたいな感じ。最初びっくりした。スタッフ側がファンのふりしてアカウント作ってるのか?と一瞬思ったが、自分の好きなアイドルを少しでも成功させるために自主的にファンが声掛けをしている。

サブスクの回数を少しでも上乗せするために、仕事中も見てはいないが再生数を回しているというのも見かけた。

大事な活動であるのはとてもわかる。何故なら仕事でも似たようなことをして上に報告する数字を積み上げているからだ。様々な判断をする立場の人間は結局実質的な体験活動の成果ではなくその結果の数字を見ている。IT化でありとあらゆる行動が数値化しやすくなり、企業もまた数値化しやすい指標だけを追うようになり、どんどんその傾向は強くなっている。

あぁ~お盆休みなのにめちゃくちゃ仕事のこと思い出しちゃった…。

立場が危うくなると困るので結局見せかけでも数字を作ってそれなりの成果として提出しないとならないのだ。例えば、新規顧客獲得を目指したキャンペーンを張ってその参加数を見られるのだが、新規だけでは達成しないので結局話しやすい既存顧客に参加してもらって数字を上げるとか。

アイドルを応援するにあたってその必要性も十分わかるし、同時に仕事でそれをする時のむなしさも思い出してしまう。なので自分としてはプライベートな趣味でまでそういったことを考えたくない。疲れちゃう。

個人的にはそういう戦略を練るのはファンじゃなくて運営の仕事だよねとも思う。運営が誘導したい購買行動に向くよう帆を張って、ファンはそこにホイホイ乗っかる人が乗っかる、楽しく手のひらで踊れる人が踊る、そのくらいでいいんじゃないかなというのが個人的な考え。

ノットフォーミーなだけ

そういった戦略に心砕く人のことを否定するつもりはない。単に自分はそういうタイプのファンではないというだけなので他の人がやる分には全然やめてほしいとかは思っていない。

戦略的な行動を呼びかける方も、他のファンに強要するような人はほぼいなくて「自分のできる範囲で」「できる方はやってもらえれば」みたいな姿勢であり、それぞれいろんな生活・金銭状況の中でファンをしていることを理解されている。なのでそういった風潮があっても自分はあんま乗らないなという感じ。

自分の出せる金銭・手間を増やしてまでそういった活動に乗るつもりはないが、元々の自分の範囲内の中で負担なくできる範囲なら協力もしたいと思ってやっている。例えば元々CDは買うつもりだったので早めに予約しちゃう、ランキングに反映する対象店でもともとアカウントを持っているのでそこで買う、試聴した番組・動画を楽しんだらいいねを押すのを忘れない、みたいなこと。

売れてからファンになったからこそ、こうしていられるのかも

私は今年に入ってからファンになった。好きになった時点でSixTONESは売れているアイドルであった。

もちろん本人たちには目指す更に上の景色があるし、謙虚に「自分たちはまだまだ売れてるわけではない」みたいなことを言っているが…いや、売れてることはかなり売れてるだろ!!客観的に見て!!!!

冠番組のバラエティを持ち、五大ドームツアーもチケット争奪戦で、これからスタジアムツアーを控えている。どう考えても国内でもかなり上位の大人気グループである。

私は20代では主にV系バンドを追っており、平均キャパ500人、多くて2~3000人規模のライブに行っていた。ファンの数10人くらいの時もある。いろいろ立場は違えど、SixTONESがアリーナツアーで「お客さんと近い」と言ってるのはほんとに別世界よ…。

もちろん生き馬の目を抜くような芸能界、常に気を引き締めていかなければならないのだろうが、「私が頑張らないとこの人たちは消えるかも」というほどの悲壮感やプレッシャーは感じていない。

SixTONESも結成当初はあまり人が入らないのではとヒヤヒヤしたみたいなことを言っていた。デビュー前はいつグループが解体してもおかしくない立場だったろうし、デビュー直後にコロナ禍が来て活動もできなくなり、事務所の問題が仕事に影響したり苦しい時期が多かったと思う。そういった当時から知っているファンはきっと本当に「自分たちが頑張らないとやばい」という気持ちが強いのではないかと思う。メンバーもそういったファンの具体的な応援に助けられたというようなことを言っていた。

もし自分がその時期にSixTONESを好きになっていたら今より頑張って応援活動をしていたかというと、そういった風潮に疲れてファンにはなっていなかった可能性も高いなと思う。もしくは今みたいにそれはそれ、自分は自分、と線を引いておくか。

現在SixTONESが大きくなった結果、ファンの裾野も広がって、ゆるく好きな人の数も増えていると思う。ゴールデンストーンズは見てるよーとか、Youtube見てるよーとか。その大きくなった裾野の一端に自分も存在できているという感じがする。

かといって「推し」「応援」のうまい言い換えもない

上記のような長くて重い意味を勝手に「推し」「応援」に感じてしまっているのだが、かといって代わりに使える言葉もないのであった。

自分としては「ファン」がただ楽しんでる、ただ好き、というニュアンスでいいなと思うのだけど、根本的に「推し」と意味が違う。ファンは対象を好きな自分自身のことで、推しは好きな相手その人のことを指す。そうなると「推し」以外に「自分が好きだなーと思ってる芸能人」を表す一言が見つからない。一生懸命考えると「好きな人」になるのだけど、日常会話で使ったら絶対恋愛の話と誤認されて変な感じになってしまう。好きな人が広告してるシャンプー買ったんだー。好きな人が言ってたんだけど(テレビで)。

フォロワー(自分をフォローしてる人)⇔フォロイー(自分がフォローしてる人)みたいに、ファン⇔ファニーみたいな用語があればいいのに。

アイドルでは「担当」という用語もある。しかし担当に関しては苦手感があるとかではなく純粋に使い方がわかっていない。「〇〇担」は自分が〇〇のファンであることで、自分の好きな相手のことを「担当がブログ更新して~」みたいには使わない?「ファン」の言い換え?なのかな??なじみがなさすぎて使い方絶対間違えるだろうなと思うのでまだ活用できそうにない。

ちなみに最近「担タレ」を覚えた。オモロ~。

「応援」も同じく代わりの言葉がわからない。自分の気持ちに率直に書くと「好きです~」「いつも楽しんでます~」という感じだけど「応援する」を置き換えると変な感じがする。

というわけで、若干「ちょっと違うかも」と内心思いながらも使いやすさ・伝わりやすさ重視で今後も「推し」「応援」を使うと思う。

推しって一名限定?

そもそも「推し」ってグループの中で一人だけを選ぶ感じ?だよね?

私は今のところ箱推しで、ファンクラブに入る時もシステム上6人の中から一人好きなメンバーを選ぶ必要がありちょっと困ってしまった。その時は森本慎太郎最高だぜー!という気分だったので慎太郎にしている。

今も慎太郎大好きで、常に森本慎太郎お前最高だぜー!ウォー!というクラッシュ(ディズニーシーのタートルトーク)状態なので慎太郎ファンなのかな~と思ったりするけど、そう名乗るには京本大我お前最高だぜー!髙地優吾お前もまた最高だぜー!みたいになってるので箱推しかなー。このパソコン「こうちゆ」の予測変換で「高地優吾」て出てきて、はしごだか出ないんですけど。

そうなると「こーちのバラエティ見たよ」「慎太郎のシャンプー買ったよ」みたいな時に「推しのバラエティ」「推しのシャンプー」とは言えないのか。コロペン(ライブでペンライトを特定の推しカラーに固定せず、近くに来たメンバーの色にコロコロ変えること、らしい)みたく浮気性みたいな印象になるのかな?難しいな~。

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Bluesky @onlycamelsknow.bsky.social  X(Twitter) @onlycamelsknow