PSDToolKit v0.2.0beta67 をリリースしました。
今回の変更点について簡単に解説します。
「字幕表示(キャッシュ)」が新しくなった
内部処理が新しくなって、以前より速くなりました。
使い方は変わっていませんが、機能追加の影響で設定が増えています。
今までのバージョンで作成した「字幕表示(キャッシュ)」もまだ使用できますが、将来的には削除するので早めに乗り換えをお願いします。
あと古い PSDToolKit をいつまでも使うのはやめてください……。
「自動折り返しテキスト」が追加されました
自動折り返しテキストは自動折り返しが使える普通のテキストです。
字幕ではないテキストで折り返しや <kern> を使いたいときに便利です。
「字幕表示」と「字幕表示(キャッシュ)」に modifier を追加
新たに「modifier」という設定項目を追加しました。
これを使うと例えば「こんにちは」という字幕準備を
名前
こんにちは
に変形したり、
名前「こんにちは」
のように前後にテキストを追加したり、
<kern50>こんにちは
のように制御文字を追加したりできます。
設定の書き方はマニュアルを参照してください。
新しい制御文字を追加
<kern> や <ss> や <pp> などの新しい制御文字が追加されました。これらは自動折り返しが有効なときにだけ使えます。
<kern> を使うとペアカーニング情報を持つフォントが綺麗に表示できたり、
日本語が等幅になっているようなフォントをある程度綺麗に詰められます。
<ss> や <pp> はフォントサイズ変更時にレイアウトが崩れにくくなります。
新しい制御文字の使い方はマニュアルを参照してください。