※最初に※
これはレポではなくチラシ裏です!
有益なことはなにも書かれていません!
この記事について
つい先週同人誌即売会があった。
ずっと興味はあったサークル参加。
某求人サイト広告のように「えいやっ!」の気持ちで申し込んだ。
結論から言うと、反省点が多すぎる。
でも楽しかった!!!
以下、そのやらかしと楽しかった点をいくつか。
やらかしその1.机の上に新刊がない問題
まず、当日新刊を机に置けなかった。
もうこの時点で大失敗である。
徹夜やらなにやらで生活リズムを犠牲にしたうえ、ギリギリで新刊を仕上げられるつもりが間に合わず。
結局当日机の上にはコピー本しか置けなかった。そのコピー本に至っても、当日の朝印刷し会場で製本するという体たらく。
会場2分前に製本を終わらせ、ホチキスを落としながら開幕拍手していた。
ひどい。あまりにもひどすぎる。
サークル初参加だとしても、及第点すらもらえないような有り様だ。
加えて何が滑稽かといえば、原稿から逃避して楽しみな当日の準備ばかりしていたので新刊以外の用意はほぼ完璧だったと言える点だろう。
いや、そんなことをしてる暇があるならまずは原稿を終わらせろ。
次回参加するときは、まず原稿を終わらせてから他のことに取り掛かろうと胸に刻んだ。
というか脱稿するまで他のことをするな。
やらかしその2.差し入れ片足分問題
同人イベントの醍醐味、差し入れ。
友達激少人間である私は差し入れという文化に異常なほど憧れがある。
今回嬉々として差し入れを用意したわけだが、その一つ、足をリフレッシュさせるシートに問題があった。
私は1パックに両足分入っていると思いこんでおり、ものの見事に差し入れに入れたのは1パックだけ。
しかし実際は1パックに入っているのは片足分だったのだ。
差し入れをもらった側からすれば、リフレッシュできるのは片足だけ。もうほとんど嫌がらせの域だったんじゃなかろうか。
大好きな作者さんにこんなところで究極の選択を迫るんじゃない……。
今も申し訳なさで頭が地面にめり込みそうである。
この場を借りてごめんなさい。
次参加するときはきちんと両足をリフレッシュさせられるようにしような。
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たぶん他にもやらかしてはいるんだろうが、これ以上思い返そうとするとメンタルの沈みが止まるところをしらなくなるので割愛。
ここからは楽しいことを考えよう。
会場の空気が美味しすぎた!
今まで一般参加で充分わかっていたことだが、やっぱりリアルイベントは良い。
空気がおいしすぎる。
ここにいる人のほとんどがそれぞれの"好き"に真っ直ぐで、ものすごい情熱を持っている。たぶん情…大陸で1時間スペシャルとかできる。
今回は13000sp超えということもあって信じられない広さの会場が取られていて、サークル参加でなければ端から端まで歩いてみたかった。
そう、初めてサークル参加してみて分かったが、自分が買いに来てくれる人を待つ側ということはあまり動かないのだ。
何を当たり前のことを、と思われるかもしれないがそれは初めての体験だった。
今まで一般参加のときはusui sukebe book を求め東へ西へという感じだったからか、ずっと椅子に座っていられるのが新鮮だった。
お隣さんと「壁サーってほんとすごいんですね〜」なんてポツポツおしゃべりしたり(自分は当然島中)、真正面のサークルさんのグッズをガン見させていただいたり(めちゃ凝ってて可愛かった……!)。
なんなら一般参加のときよりゆるゆる楽しませてもらってた気がする。
あと時折目の前を通り過ぎるレイヤーさんを心の中で拝み倒したりもしていた。
じ、実在〜〜〜!
これは余談だが、その空間にいわゆるメインキャラだけでなく作品内のモブのコスプレをされてる方がいると、その場の原作濃度が上がる気がする。個人的に。
たぶんモブがいると自分もモブとして作品内に存在できる感じがするからだと思う。
そういう点でも、今回すごい完成度のモブコスの方がいて勝手にめちゃくちゃ楽しませていただきました……!
「祭りが始まるぞ!」感
ここで唐突にイベ前の話。
話にまとまりがなくたっていいだろう。
だってチラシ裏だし。
ジェットコースター、ドキドキするのは上昇しているときから。
コンクールだって、ステージに上がる瞬間よりも舞台袖で心拍数が上がるのを感じていた時のことを覚えている。
そんな感じで、イベントも数日前から盛り上がりを見せていたのが本当に楽しかった。
TLに流れてくるお品書き、サイトに上がる新刊サンプル、遠征組の到着報告。
そういう色んなものが混ざり合ってなんとも言えない高揚感を生み出す。
あーーー楽しい! 生きてる!!
まあ自分はまだ原稿地獄だけど!!!
とまあ、情緒がどうにかなっちまってイベ前の空気を純粋に楽しめなくなるので限界原稿はやめよう。本当に。
なにはともあれ、当日だけじゃなくその前後も合わせてテンションガン上げになるのがイベントなのだと改めて感じた次第である。
おい! 本売れたぞ!!
これまた時は飛んでイベント真っ只中。
控えめに言ってゴミみたいなスペースにも立ち寄ってくれる物好き、もとい心優しき方がいた。
ジャンル内でも比較的創作者が少ないCPだったのもあってか、手にとってくださったのだと思う。
それでもめちゃくちゃ嬉しかった。
涙が出るかと思った。
たった100円のコピー本。
自信のカケラもなくて「こんなの推しCPに顔向けできない……」なんて思っていた、人生で初めて人前に出した本。
それが手に取ってもらえた。
手渡すことができた。
もう色んな人に「おい! 本売れたぞ!!」と言って回りたい気分だった。
リアイベ、楽しすぎやしないか?
いやもう、楽しすぎる。
ぼっち参加だったから途中買い回りに出たりして、まあ欲しかった本がもう完売しててハンカチ噛み締めたりもして、色んな意味で存分に即売会を楽しんでいたと思う。
スペに立ち寄ってくれた相互さんが「××さんの書く文章が好きで〜」と言ってくださって、ここでも泣くかと思った。社交辞令だろうがお世辞だろうが、嬉しいものは嬉しい。
言葉は額縁通りに受け取ったほうが幸せなのだ。
今回は久々に会う友人との予定をイベ後に入れていてアフター等には参加できなかったが、もし次の機会があればそんなものにも参加したいなと思う。
このコミュ障がどうにかなった暁にはね。
さいごに
ここで言っても詮無いことだけど。
当日スペースに来てくださった方、本を手に取ってくださった方々、近隣サークルだった方々、イベント主催・運営の方々。
あらゆる方々に感謝を。ありがとうございました。
またどこかでお会いできたら嬉しいな。