自分だけお化けになったような浮遊感のある世界の中で、
郊外のイオンみたいな6階くらいある立体駐車場で壁や車を蹴りながらふわふわ独りで漂ってボールを蹴ったりいる夢を見た
最初のシーンでは生きていて人に見えていた気がするんだけど
いつの間にか周囲の目にも映らなくなっていた気がする
---
最終的には壁を蹴って身を投げて、死ぬんだけど、
その時の感覚がすごく怖かった。
なんか自分の夢ってゲーム感覚のことが多くて、死ぬ前にゲームメニューからリスタートするとセーフみたいな感覚がある
---
たださっきの夢では落下後にその操作をしようとしたけど、流石に遅すぎた。
着地後、もちろん死ぬので意識が薄れていくんだけど、感覚としてはPCのシャットダウンみたいな感じで、シグモイド曲線上を移動して生から死へ急速に迫っていくようだった。
アニメーションに例えるならイースインイースアウト。
Macのシャットダウンに似ていると思った
---
死を自覚した瞬間は、夢だと分かりながらも目が覚ませなかったらどうしようと思った。
ほんの少しのリアルへの厭世感と希死念慮が、まぁそれでもいいかと思いかけた後、目が覚めて、ホッとするでもなく怖くなった。
ベッドの横に白い神だか幽霊だか不明瞭な存在が立っている気がした
---
これが寝る前にいた自分の世界と全く同一である保証は一つもないけど、多分何事もなく帰ってきたんだろう
夢の中で死んだからといって現実の自分が変わるきっかけなんかにはならなかった。
これが物語なら、夢の中の死になにかを押し付けて、今日からは生まれ変わったとか言うんだろう
---
もう夢の中での死の、直接的すぎる体験の体感は薄れていっている気がする。
いい体験なんかではなくて、むしろ悪夢のようで眠り直すのが怖かったからこうして文章にした。
明日はもう少し上手く生きられたらいいのに。
恐怖が薄らいできたので、また眠りにつきます。